【子育ての新知識】発達障害とは違うHSCの話とHSCチェックリスト

HSC
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次男の癇癪の大変さには本当に手を焼いた花緒です。ついでに思い込みの激しさも尊敬レベル。 今日は子供の癇癪・わがままに困っているママへ、HSCという考え方もあるんだけど知ってる?というお話をします。

HSC??HSCって何なの??

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HSCって何の略?読み方は?困りごとの検索からはヒットしなかったHSC

ボーっとしている男の子

HSC。聞きなれない言葉ですよね。Highly Sensitive Childの略で、「ひといちばい敏感」な子と表現されています。

  • HSC=エイチエスシー、
  • HSC= Highly Sensitive Child(ハイリーセンシティブチャイルド)の略

HSCは発達障害や病気ではなく、生まれ持った気質・特性で、アメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士が提唱した言葉として知られるようになってきました。

・HSCとは、「ひといちばい敏感」という特性です。(5人に1人の割合)

・生まれつき、よく気がつき、深く考えてから行動します。

・体の内外の事に敏感です。

・よく気づく得意分野は、人それぞれです。(雰囲気や表情、におい、ユーモア、動物とのコミュニケーションなど)

・悲しみや喜びを、他の子よりも強く感じています。

・感受性が強く、豊かな想像力があります。

HSCの子育てハッピーアドバイス」/明橋大二/一万年堂出版

発達障害に比べ、まだまだ認知度としては低いのですが、約5人に1人がHSCと言われています。30人クラスだとしたらに5~6人がHSCの子どもかもしれない、ということになりますね。

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発達障害とは違うHSCチェックリスト

私と次男を闇の中から救ってくれたHSCのチェックリスト。

発達障害とは違うし、ギフテッドでもないし、でも何か違うと感じているならHSCのチェックリストを見てみましょう。

違っていたらそれでいいし、知識として知っておいても損はないと思いますよ。

HSCチェックリスト

~以下のチェックリストは「うちの子は ひといちばい敏感な子!」から引用しています~


HSCチェックリスト

ひといちばい敏感な子(HSC)かどうかを知るための、23項目です。
どちらかと言えば当てはまる、あるいは過去に多く当てはまっていたら「はい」。まったく当てはまらないか、ほぼ当てはまらないなら「いいえ」と答えてください。

1.すぐにびっくりする
2.服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
3.驚かされるのが苦手である
4.しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
5.親の心を読む
6.年齢の割に難しい言葉を使う
7.いつもと違うにおいに気づく
8.ユーモアのセンスがある
9.直観力に優れている
10.興奮したあとはなかなか寝つけない
11.大きな変化にうまく適応できない
12.たくさんのことを質問する
13.服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
14.完璧主義である
15.誰かがつらい思いをしていることに気づく
16.静かに遊ぶのを好む
17.考えされられる深い質問をする
18.痛みに敏感である
19.うるさい場所を嫌がる
20.細かい事(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21.石橋をたたいて渡る
22.人前で発表をするときには、知っている人だけのほうがうまくいく
23.物事を深く考える

【得点評価】

13個以上に「はい」なら、お子さんはおそらくHSCでしょう。しかし、心理テストよりも、子どもを観察する親の感覚のほうが正確です。たとえ「はい」が1つか2つでも、その度合いが極端に強ければ、お子さんはHSCの可能性があります。

HSC子育てあるある うちの子はひといちばい敏感な子!/明橋大二監修/太田知子/1万年堂出版より

いかがでしたか?HSCっぽいなーとか、ちょっと違うなーとか、ありましたよね。

では、「HSCという考え方があるよ」ということが分かった上で、話を子育ての困りごとに戻しましょう。

日常的に子育てに困っている場合に考える4つの可能性

問題は、発達障害やその他の障害を疑いたくなるくらい、子育てが大変ということでしたね。

子育てに困った=発達障害かそうじゃないか、という話ではないので解釈に注意してくださいね。あくまでも考え方の可能性のお話しです。

  1. 発達障害である可能性
  2. HSCの可能性
  3. 精神疾患(不安障害・適応障害・強迫性障害などの精神疾患)の可能性
  4. それ以外or何でもない

[考え方のポイント]

  • 乳幼児期の頃から子育てに困っているかどうか
  • 今、日常的に子育てに困っているかどうか

日常的に困っているかどうか、長期スパンで困っているかどうか、というところがポイントです。日常的に、長期的に困っているのであれば、「何かあるな」と考えるのも1つの対処法です。

子育て中はどうしても目の前の子供と家事に気がいってしまいがち。一歩引いて、客観的に考えてみることで、今の困り切っている現状から抜け出すことができるかもしれません。

さて、ここからはHSCとHSC以外で行動を分けましょう。

  1. HSCっぽいなーと思ったらこのまま続きをお読みください。
  2. HSCじゃなさそうだ。という場合は子育て相談を予約しましょう。

子育て相談の場所や方法は、こちらの記事で確認してみてくださいね。

【体験談】検索しても分からなかった「敏感」というキーワード

次男はかなり敏感なタイプなのですが、2歳くらいから何かが違う子育てになっていると感じ始めてから6年、一度もHSCにたどり着いたことはありませんでした。

HSCを知らなかったときに入力した検索ワードの例

  • 癇癪(かんしゃく)・ひどい・子ども
  • 自己嫌悪 陥る 子ども
  • 頑固 子ども
  • 謝らない 子ども
  • できないと言う 子ども
  • ギフテッド 特徴
  • 肩こり 子ども

【癇癪と肩こりの悲劇】当時の困りごとTop4

  1. とにかく癇癪がひどくて対応に困っていた
  2. やる前からできないと言ってチャレンジしない
  3. 何でもできるので幼稚園などでお手本にされることにストレスを感じていたこと
  4. 異常なまでの防犯・防災意識の高さ

水をこぼしては癇癪を起こし、走って転んでは癇癪をおこし、何が気に障ったのかわからないことも多くて本当に困っていました。

幼稚園に入ってからは、幼稚園生活のストレスがすごかったのか、首と肩の凝りがひどくて、就学前には病院にも行きました。

ノートの枠が浮いて見える、鍵盤ハーモニカの黒鍵が見えなくなる、など不審なことを言うようになり、幼稚園の担任と親でかなり心配しました。

眼科に行ってもストレスでしょうと言われ、整形外科でもストレスでしょうと言われ、ストレスと言われても・・・幼稚園辞めればいいのでしょうか?という感じにまでなりました。

3歳くらいになると、川を見ては「あの川があふれたら僕達は死ぬの?」と言い、小さな地震でも誰よりも早く机の下に隠れ、夜中の地震ではガバッと起きて窓を開ける。

防災リュックを枕元に置いて寝ることは当たり前で、テレビでの詐欺被害や防犯・防災関連のニュースはしっかりチェックし、幼稚園や学校で防災訓練があった日は、家での復習に余念がない。

そして、小学2年の1学期、学校で防犯訓練があり、割とリアルな感じで警察と学校の先生が誘拐の現場を再現したところ、次の日から1人で外に出られなくなりました。

登下校はもちろんのこと、放課後は遊びに行けなくなり、長男と一緒でも登校できなくなりました。そして3年生の1学期。満を持して不登校デビューしました。

いくら検索しても答えが見つからない闇の中で暮らす日々

この次男の様子から、「敏感な子」というキーワードは全く予想できませんでした。困りごとを検索するときって、ほとんどがマイナス面をキーワードに検索しますからね。

「敏感すぎる」という表現は私の中にはなかったな・・・

次男もどこか生きづらさを感じていたのだと思います。「僕は何で生きてるのかな」「死んだらどうなるのかな」「もうイヤだ」

とても子どもの口から出てくる言葉だとは思えないような会話になっていました。

検索に答えを求めることが正しいわけではないですが、子育てに奮闘している母親にとって、ネットの中で答えてくれる見えない人に頼りたくなることもある。

だって、相談できる先はすべてに相談して、ママ友にも聞いてみたりして、親にも聞いたり相談したのに、これといってピンとくる答えに出会えない。

要は何か得体の知れないモノがあるような気がしていて、次男の生きづらさを受け入れることができなかったです。

育児ノイローゼを防ぐ新しい知識HSC

「得たいの知れない何か」の正体をあばくために、ぐるぐると考えすぎてそのまま育児ノイローゼの道に進んでしまうのは避けたい。

あまり考えすぎないように、でも心のどこかでずーーーっとひっかかりながら過ごしていた暗黒時代(大げさ)に光がさしたのが、HSCチェックリストでした。

HSCという言葉に「HSCって何なの?発達障害の仲間?もしかして次男に当てはまる?」と思わなければ、次男も私はまだ闇の中にいたでしょう。

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HSCの教科書:明橋大二先生の「HSCの子育てハッピーアドバイス」

私が「HSC」という言葉に出会ったのは、夫がスマホでたまたま見た広告です。

「HSCの教科書」と表現した4つの理由

この本を「HSCの教科書」と表現しているのは、以下の4つの理由から。

  1. HSCって何なの?が判明した。とてもわかりやすかった・理解しやすかった
  2. 他の本を読まなくても1冊で納得できた
  3. 漫画や図で説明されていてわかりやすい
  4. 明橋先生のやわらかく包むような文体と、ほんわかしたイラストで、HSCを知ることに恐怖や不安を感じなかった

わかりやすい、理解しやすい、見やすい、読みやすい。こういうものはたくさんあります。記事を書く人も本を作る人たちもプロですからね。

でも、他の本や情報を見なくても、自分の疑問が解決できる本、ってなかなかないなー。って思うので、そういう意味で、この本は私にとってはHSCの教科書のようなもの。

他の子育てハッピーアドバイスと同じように、HSCの子育てで困っている癇癪・わがまま・育てにくい子についての見解が書かれています。

HSCを知るために私があれこれ話すより(さんざん話しておいてナンですが・・)、この本を1冊ポンと渡せば解決します。

【注目】特筆するべき「HSCの子育てハッピーアドバイス」の使い方

読み方、じゃないです。使い方です。

この本には普通の子育て本にはない特典ともいえるページがあります。これを使うのです。

学校の先生のために

後半に「学校の先生のために」という項目があります。もし子供が学校生活で困りごとを抱えているなら、先生にこの項目を読んでもらいましょう。

【使い方】

  1. 「学校の先生のために」のページにしおりを挟む
  2. 先生へ直接渡す(うちの子、こんな特質があったんです。参考に読んでみてください)
  3. または、連絡帳に簡単な説明を書いて(うちの子~上に同じく)本と一緒に連絡袋へ入れて子供経由で渡す

私はしおりを挟んで、面談時に直接渡しました。(ついでに次男に当てはまる箇所にも付箋をつけて本ごと貸しました)

発達障害ほど認知度がないHSCは、これからの新知識として知られるまでは、情報を共有するためにこの本を使いたいと思っています。

子どもたちへのメッセージ

そして、最後の項目には、明橋先生からHSC当事者である子供たちへのメッセージがあります。

クラスの友達と自分が違うのではないか?自分が気にしすぎなのか?と不安に感じている子供へのメッセージです。

もともとこの本は、漫画で表現されているためとても読みやすく、実際、4年生以上の子供なら読めると思います。

たまたま親が買っていた本を読んだら、自分にピッタリのことが書いてあった。なんだ、そうだったのか。私のせいじゃないんだ。と気づくきっかけになるかもしれません。

たとえ、子供の周りにHSCを理解してくれる人がいなくても、この項目を読めば大丈夫だって思える。やってみよう、もうちょっと頑張ってみようと思える。そんな本だと思います。

【使い方】※無理に読ませる必要はないです。

  1. 読めない年齢なら読んであげる
  2. 読める年齢なら本を渡す
  3. 積読(居間とかダイニングテーブルとか見えるところに置いておく)

先生は先生のためだけ、親は親のためだけに書かれている本が多い中、親も子供も先生も、子供にかかわるすべての人がHSCを正しく理解できるように作られた本だと思います。

今、初めてHSCを知った方、子供がHSCのチェックリストに当てはまる項目が多かった方、1回読んでみてください。

お住まいの地域にもよりますが、図書館にもありますよ。予約して読んでみてください。そして、ぜひぜひ使ってみてください。

おまけ

親の態度は、子どもの行動の原因ではなく、結果なのです。
親は親なりに、いろいろと試行錯誤して、突き放したりもしてみた。でも、それだと、もっとパニックになって、もっと時間がかかってしまうから、最終的に、子どものペースにつきあうようになった。親の行動は、子どもの特性からくる結果なのです。

教えて、明橋先生!何か他の子と違う?HSCの育て方/明橋大二

長男、次男の様子から、非難されることが多かったんです、ワタシ。明橋先生のこの文を読んだら、これまでの非難されたイヤな過去がすべて洗い流せるくらいの涙が出ました。

だから今、子供の子育てに悩んで大変な思いをしているママさん。間違ってないんですよ。

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振り返り|

発達障害とは違う子育ての新知識、 HSCの話とHSCチェックリスト、そしてHSCをより正しく理解できる「HSCの子育てハッピーアドバイス」という本のお話しをしました。

HSCは発達障害とは違うということ、HSCという特性があるよということ、子供に振り回されているような気がするけど、親のせいとか子供のせいとかそういうことじゃないということでした。

新しい知識が増えれば、子供との接し方パターンも増えるし、子供と向き合えるきっかけにもなる。そういう意味でもHSCが子育ての新知識として知られるようになるといいなと思っています。

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