ピアノの発表会に出ない生徒が出られるようになるステップアップ法

ピアノ
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ピアノの発表会に出ることに不安を感じている生徒には、人前で演奏することに慣れていけるような練習をしてみましょう。

今回は発表会には出たくないけど、本心では出てみたいと思っている生徒が発表会に出られるよう訓練していく方法をご紹介します。

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発表会に出ない生徒にステップアップ訓練が必要な理由

ピアノの発表会に出ない生徒には、何かしらの理由が必ずあると思っています。

もちろん、発表会に出ることは強制ではありませんので出なくてもいいのです。

しかし、発表会にでることに不安を感じているから出られない場合、本心では「発表会に出てみたい」「チャレンジしてみたい」そんな風に思っている人も少なからずいるわけです。

いきなり大きな発表会に出るのはハードルが高すぎる

ありきたりかもしれませんが、まずは「体験してみる」ことですね。

まず、1回目の発表会で失敗した人、または1回も発表会に出たことがない人の場合、発表会に出て「良かった」という経験がありません。

そのため、次のチャンスでもある発表会が来たときに「出ない」という選択をするわけですね。

ここで、少しでも前に進みたいのですが、何分、ピアノの発表会はある意味大舞台です。

不安な思いを持ったまま、大舞台に上がってもうまくいきそうにないことくらい、ピアノ経験者じゃなくても想像ができます。

不安な気持ちを肯定することでチャレンジできる環境にする

まずは、発表会=不安という気持ちを一切否定せず、「大丈夫だから出よう」などという類の言葉も一切言わず、ひたすら「そうかそうか」と不安な気持ちを聞いてあげましょう。

ピアノの先生ではありますが、カウンセラーになったつもりで、傾聴することを心がけましょう。

図だけ見ていっても理解できるのではないだろうかと思う程、図の表現がわかりやすいです。こういう、イマイチどういうことなんだろう?という曖昧になりがちなことって、文章だけだと理解に差がでると思うのですが、図がその差を埋めていると思います。とにかくわかりやすい本です。

【メリット】成功も失敗も経験の1つ!失敗しても死なない経験を積める

不安な人は、なぜか自分に自己暗示をかけるように「無理だ」「できない」と思い込んでいる人が多い気がします。

1回でもやってみれば何かわかることがあるのですが、100%の演奏をしないといけないと勘違いしているみたいです。

もちろん、100%の演奏なんて誰も望んでいませんし、何を持って100%の演奏なのか、というポイントも人それぞれ違うでしょう。

緊張して、うまくいくはずがないと自己暗示をかけている状態で演奏するわけですから、舞台の上では演奏に集中できるはずもなく、ミスがでる。そして「終わった」と思う。

発表会に出る=ちゃんと演奏ができない=人生終わった・・・

このような究極な思考回路で、発表会に出ない理由を作っていくわけです。

発表会後のフィードバックと反省会は必須(要対策を練習に反映する)

だからこそ、発表会が終わったら、フィードバックをしてください。本人にも反省会をやってもらいましょう。

先生からのフィードバックや本人の振り返り的な反省会までは発表会後のレッスンでやる人は多いでしょう。

しかし発表会での反省点を次回の発表会でクリアできるようにするために、通常のレッスンで何に気を付けるべきなのか、何を練習すればいいのかという対策を立てるのはやらないのではないでしょうか。

さらに、対策を実行する先生と生徒も少ないと感じています。

対策をレッスンで実行すれば発表会での失敗は失敗ではなくなる

うまくいかなかった、間違えた、など発表会でこれは失敗だったな、と生徒が感じていることは、ちゃんと対策をたて、レッスンで反映させ、クリアしていくことをおすすめします。

通常のレッスンで発表会での失敗をクリアしていれば、次回の発表会では同じ失敗をする確率は減っているはずなのですから。

不安要素は確実に減ることになりますよね。

ミニ発表会は、極端な話、失敗するならしてもらって、対策をレッスンで実行し、次のミニ発表会ではクリアされていくという経験を積んでもらうのです。

これが、発表会の経験です。ここまでやらなければ「発表会に出た、以上」になってしまう。

失敗で終わるのではなく、失敗→成功にしてしまえば、最終的には成功になりますからね。

【デメリット】先生の労力がかかる

何はともあれ、通常のレッスン以外に通常の発表会もやり、ミニ発表会もやるとなると、先生が大変です。

教室以外では費用もかかりますし、ミニ発表会に使う時間をボランティアでやるわけにはいかないですしね。

先生の日当をどう設定するのかは、先生によりけりですが、今回の目的でもある「ピアノの発表会にでない生徒が発表会に出られるようにしたい」ということに焦点をおくなら、多少の工数は仕方がないのかもしれません。

そこは、先生のモチベーションにもよると思います。

時間的にも金銭的にも先生のメンタル的にも、無理のない範囲でできそうであれば、チャレンジしてみてくださいね。

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発表会に出ない生徒でもできるステップアップ法:小さなイベント発表会のやり方

毎月または季節ごとに教室で発表会を行う

発表会、と言っても大それたものではなく、本当に小規模の演奏会です。いわば、中間・期末テストのようなものですね。

「ピアノの発表会」と聞くだけで大舞台を想像してしまうと、どうしても萎縮してしまうので、小さな舞台で数をこなし、人前で弾いても死なない、という経験を積んでもらいましょう。

場所は教室でいいと思いますが、希望者が多くなってしまって入りきらないようでしたら費用は掛かってしまいますが市民ホールなどの広めの練習室、スタジオなどでもいいでしょう。

親のみを招待するミニ発表会

週末など、親のみを招待するミニ発表会です。

  • 衣装は不要
  • おじぎなどの挨拶のみちゃんとする
  • 譜面は見てもOK
  • 講師演奏や先生との連弾もあれば尚可

発表会に出ない生徒が2人くらいなのであれば、親や友達(2・3人)のみを教室に招待して、発表の経験を積めばいいと思います。

この時、親には「よくできた」系のできたこと以外は何も言わないでもらうようお願いしておきましょう。

目的は、人前で弾く体験を1回でも増やすことです。

客(親)からのフィードバック的なものは不要です。

演奏曲はレッスンで合格した曲を弾く

発表会用として大曲を練習するのではなく、レッスンで合格した曲を弾きます。バイエルと曲集から1曲ずつで充分です。

なんなら、先生が伴奏をつけて連弾にしてもいいですし、違う楽器とのセッションにしてもいいでしょう。

1人より2人の方が安心しますから、「できた」という経験にもなると思います。できる曲を弾くという、本来の発表会になればいいですよね。

半年に一度小さな舞台で演奏する

できるなら、市民センターの練習室や少し広めのスタジオなどで、ミニ発表会をやってみましょう。

教室とは違う環境(部屋とピアノ)で演奏する体験をすることで、大丈夫だという経験を積んでもらいます。

スタジオなどによっては、段差の低いミニ舞台になっているところもあり、ピアノも音のいいグランドピアノが用意されています。

2・3組など人数が集まるようであれば、人数割り(+含む先生の日当)で会費制で参加できるようにするといいでしょう。

もし予算的に2台のピアノがある場所が借りられるようであれば、2台のピアノで連弾するというのもいい体験です。

生徒は通常の練習曲、先生が伴奏をつけるという形で2人で弾いても楽しいですよね。もちろん、2台のピアノ曲を練習してもいいでしょう。

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振り返り|発表会の反省をレッスンでクリアしていくことで発表会への不安を減らしていく

簡単に言ってしまえば、ピアノの発表会に出たくらいでは死なないということです。

それを、不安で動けなくなっている生徒にきっかけを作って教えてあげれば良いのです。

発表会前の半年間だけ、ミニ発表会をやってもいいでしょうし、クリスマスやハロウィンなどのイベントの時だけやってもいいでしょう。

とにかく、年に1度の発表会では、次回までに時間が空き過ぎて忘れてしまうのと、ちゃんと反省してレッスンに反映させないと、いつまでたっても発表会=緊張してうまく弾けないを繰り返すだけになってしまう、ということです。

1回でもやれば必ず経験になりますから、毎年発表会に出ない生徒に悩まされているのであれば、一旦視点を変えて、大きな発表会ではなく、小さな発表会に出てもらいましょう。

経験が溜まり、不安からチャレンジしようというラインを超えれば、いずれチャレンジすると思いますよ。

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