こんにちは!姪の誕生日プレゼントにおもちゃピアノをプレゼントした花緒です。
子供用の小さなおもちゃピアノ、プレゼントや自分の子供の初めての楽器として購入を検討している方へ、花緒流ではありますが、おもちゃピアノを大まかにカテゴリ分けしてみました。
アコースティックのおもちゃピアノ、電子キーボードタイプのおもちゃピアノの選び方のポイントをご紹介します。
誕生日プレゼントにおもちゃピアノを買いたい場合のポイントとは?
いろんなことに興味がある1歳くらいから、音が出るプレゼントはピッタリです。
私がピアノをやっていたから、という偏見かもしれませんが、楽器のおもちゃをプレゼントするなら、ラッパ系の次に多いのがピアノ系な気がします。
親が子へ、叔父叔母が甥姪へ、出産祝いや誕生日プレゼントなど、割と気軽におもちゃピアノ系はプレゼントに選ばれている気がします。
もちろん、値段的なものも関係してきますから、無理のない範囲でプレゼントすればいいと思いますよ。
ちなみに私は姪の3歳の誕生日にマイク付きピアノをプレゼントしました。この時のポイントを参考にしてみてください。
全く同じものが探せなかったのですが、以下をポイントに選びました。
- ピアノの形のもの
- 色合いがかわいいもの
- ピアノ以外の音色が出る
- 音量調節ができる
- 椅子付き
- マイク付き
条件多いですね。別にピアノを好きになってもらおうとか、音感をつけてもらおうとか、そういう意味は全くなく、私が遊びに行ったときに弾こうと思って。
さらに、ピアノだからってメロディーを弾けなくてもいいように、違う音色の音を楽しんだり、歌を歌ったり、椅子があってちょっとかっこ良かったりと、単におもちゃとして姪に楽しんでもらおうと思いまして。私はこんな感じで選びました。
他にもジャズバーのカウンターにアップライト型のおもちゃピアノがインテリアとして置いてあって、とてもカッコ良かったのを覚えています。
インテリアとしておもちゃピアノを置くっていう発想がステキです。
おもちゃピアノの使い方
ピアノを買ってあげる、プレゼントするからといって、メロディーを弾くことを教えなくても大丈夫です。
ガンガン叩きまくると思いますが、好きなように遊ばせてあげましょう。
基本的な使い方
- 叩く
- ミニピアノとして弾く
- 音程を確かめるために(耳コピ用)使う
- 一芸を披露するために別場所で使用
- インテリアとして置いておく
ということで、今回は、おもちゃピアノ(トイピアノ)について、何を買ったらいいのかわからない、どれも同じなんじゃないの?という方のために、タイプとか、違いとかの豆知識をご紹介します。
子供用に、プレゼント用に、インテリア用に、おもちゃピアノの購入について考えている方の参考になればうれしいです。
おもちゃピアノの種類(花緒流のカテゴリ分け)
私流のカテゴリ分けですみません。そもそも、おもちゃピアノに種類なんてないっぽい。
アコースティックタイプ
電子系ではなく、鍵盤を弾けば音が出るタイプ。カワイのおもちゃピアノは弦の代わりに鉄琴っぽシロフォンをハンマーで叩いて音が出るしくみ。音がかわいいピアノです。
アコースティックタイプの特徴
- 調律不要でずっと音程が狂わない(調律されたアルミパイプを叩くから)
- 音が鉄琴っぽくてかわいい
- ピアノの箱は本物と同じで木の箱使用
- アコースティック楽器に触れる感覚を経験できる
あまり共感してもらえないかもしれませんが、普通に速いパッセージを弾いてもちゃんと弾けるあたりがたまらないのです。
鍵盤は小さく、長さも短いので、通常のピアノのようには弾けませんが、子供の手にはちょうどいいサイズ。
やっぱりアコースティックのいいところは、音を鳴らした瞬間の音の出方や鍵盤の感触とかそういう、ちょっと口ではうまく説明できないような感覚があると思うんですよね。
例えば、リコーダーとか鍵盤ハーモニカとか太鼓とか、音を出すと、ほんのちょっとだけ音が指とか体に響きますよね。
微調整する感覚っていうのかな、アコースティックは音や感触が体に伝わるので、音を出している充実感のようなものがあると思います。
うまく説明できないんだけど。子供には関係ないけど、そういうアナログ的なところって意外と大切だと思うのです。
アコースティックタイプのデメリット
- 叩けば音が出てしまうので、夜間は使えない・お家環境も考えて買う必要がある
- 受験生がいる場合は控えた方がいいかもしれない
- 結構響く
叩くと音がでるおもちゃ、と考えると、叩く事が楽しい時期で、子供がとても気に入ってくれた場合、メロディーがない状態で音が鳴り続けることは、結構イラつくことがあります。
大人がもう疲れ切って精神的にいっぱいいっぱいの時にキンキンカンカン×3音くらいが続くと、ホントにもうやめてって思います。
しかも取り上げたら当然泣くし、おもちゃピアノを恨む事もあるかもしれない。
これは人によりけりなのですが、アパートとかの住環境ですね。おもちゃピアノとはいえ、アコースティック楽器ですので結構響きます。小さいボディをバカにできない。
隣人、上下階に住んでいる方が心が広ければ大丈夫だと思いますが、赤ちゃんや小さい子供が力加減をしない状態でガンガンピアノを叩く音と、ピアノの音、ダブルで迷惑にならない一戸建てか、壁がしっかりしているマンション住まいの方向きだと思います。(子供が物を叩く音は結構響くのです)
キーボードタイプ
アコースティック以外の電子ピアノ、キーボード系です。マイク付きの弾き語りタイプキーボードは次の項目でお話ししますので、マイクなしのキーボード系タイプです。
キーボードタイプの特徴
- 当然ですが電源・または電池を入れて使います
- 電子音なので音程が正確
- 音量を変えられる
- いろんな音色を楽しめる
- 大体サンプルミュージック(デモ演奏)が付いているので弾かなくても音楽を聴ける
- リズムが付いていると弾けなくても弾けた気になれる&楽しい
- 弾けなくても音楽って楽しい!という感覚に浸れる
- ボタンを押すと何かが変わること自体、子供には興味の対象になる
アコースティックにはない電子の特徴・メリットは結構あると思います。キーボードタイプの一番のメリットは、やっぱりピアノ以外の用途に使えるというところ。
最後まで鍵盤に興味を示さなくても、まだお座り前の赤ちゃんでも、サンプルミュージックで音楽を楽しむことは可能。さらにピアノ以外にもいろんな音が出るし、ボタンがあったり鍵盤が光ったり、子供が興味を持てる要素が備わっているのがキーボードの良さですね。
ま、他のおもちゃ同様、飽きる日はきますけどね。なんだかんだ結構長い間、部屋に保管され、大きくなっても思い出したように音を出すものだと思います。
そして、幼稚園や学校に入学すると、鍵盤ハーモニカの練習として活躍する時がきます。私は気になるメロディーを耳コピする時に、手軽に持ち運べるアンパンマンキーボードを今でも使っています。もはや家族で使い倒している感じです。
マイク付き弾き語りタイプ
キーボードにスタンドと椅子が付き、マイクが付き、弾きながら歌えるアーティストタイプのキーボード。脚と椅子がないものもありますが、大体は付いているかな。
録音も、弾いたものがそのまま聴けるタイプと、音順だけが再生されるパターンがあるとは思いますが、マイクが付いているだけなのに、子供は100%マイクに向かって何か声を出します。そして、鍵盤を押します。さらに目の前にあるボタンも押しますね。
そしてハマる子は本当にハマって、ずっと自作自演の時間を過ごします。
ある意味、子供の「やってみよう」が詰まっているのかもしれない、とも思いました。おもちゃ売り場とかに置いてあるこの手のキーボードを見ていると本当に面白い。
目につくと絶対座って、絶対マイクに口を付けて「あ」とか「う」とか言い、ジャンジャンと弾き、ボタンを押す。一連の作業かと思うくらい、同じ動きをしていました。
おもちゃピアノの選び方(花緒流)
私流ではありますが、選ぶ時に迷うのは、イマイチ何が違うかわからないからかなと思っています。タイプを決めて、その後色を決めればそこまで迷わないんじゃないかな。たぶん。
アコースティックタイプの選び方
まずは形から
- グランドピアノ・フタが開く系
- グランドピアノ・フタが開かない系
- アップライトピアノ系
大きくわけて3種類あると思います。
箱の素材|木目調・コーティング(黒とか白とか赤とか)
最終的な組み合わせとしては、
- グランドピアノ・フタが開く・木目調
- グランドピアノ・フタが開く・コーティング系
- グランドピアノ・フタが開かない・木目調系
- グランドピアノ・フタが開かない・コーティング系
- アップライト・木目調系
- アップライト・コーティング系
さらに、コーティング系には、色やキャラや柄などがあるものはある。ということになりますね。大体、黒・白・赤がメインで、ピンクとかキャラ付きなどもメーカーによってはあるという感じかな。
鍵盤数の違い
25鍵盤か32鍵盤あたりでしょう。1オクターブの白鍵が7個、黒鍵が5個で12個。25鍵盤だと2オクターブくらい。32鍵盤だと2オクターブ+鍵盤8個ってことですね。
2オクターブあれば、チューリップレベルが両手で弾けるってことです。
フタが開く、開かないの違い
本物ピアノと同じで、音の調整の違いです。当然ですが、フタが開くタイプでフタを開ければ大きな音が出て、フタを締めれば音は少し小さくなる。と言ってもフタを閉めた分くらいですが。
フタが開かないものは、音の調節がないので、小さくしたい時は、上に絵本を置いたりタオルでふさいだりするといいですよ。タオルとかにするとちょっと音がこもるので、音にこだわりがある人はフタ付きを選びましょう。
アップライトの場合は、後ろに音が出る場所があれば、壁に付ければ音が小さ目に聞こえます。ただし、隣に部屋があれば響く気がします。試しに弾いてみて調整ですね。
キーボードタイプの選び方
まずは形から
- グランドピアノ型
- アップライトピアノ型
- キーボード型
- その他の型(ロールタイプ・鉄琴などの楽器型・ピアノ絵本など)
大きく分けて、ピアノにするならグランドピアノかアップライトピアノ型。キーボードにするか、その他のおもちゃっぽいのにするか、はたまたピアノ絵本にするのか。などを決めます。
マイク付き・マイクなし・スタンド椅子付きを決める
マイク付き・スタンドや椅子付きは、ある程度場所を取りますので、小さいですがピアノが邪魔にならないお家に住んでいるのかを気にしながら選んだ方がいいでしょう。
もし、部屋が狭いとか、兄弟が多いとか、近所迷惑が気になる環境なら、ボリュームコントロールができて、簡単に持ち運びできるマイクなしキーボードがおすすめ。なんなら子供が1人で外に持っていけるし。
マイク付き・スタンド椅子付きはさすがに子供は持てなくて、椅子も持つと結構大変で、スタンドを通じて叩いた衝撃音が階下に響くかもしれない。
アパート住まいの場合は、キーボードタイプがいいかな。
付属機能で決める
- 音色の数
- 録音機能
- サンプルミュージック(デモ演奏)の数
- その他の機能(太鼓つきとか、鍵盤が光るとか)
この辺は贈り人の好みでいいんじゃないかなと思います。おもちゃピアノを知らない子供にこだわりはないので。
本体カラーとキャラクターの有無
好きなキャラクターで選ぶのもアリです。アンパンマンピアノは王道かもしれない。あとは、本体の色ですね。ピアノっぽく黒や白を選ぶのか、さまざまあるカラーから選ぶのか。
私なら、本物ピアノじゃないのでさまざまカラーから選び、本物ピアノから一番遠いタイプを選ぶかな。
メーカーで選ぶ
アコースティックタイプは、そもそもカワイと他何社かしか出していないのでいいのですが、キーボードの場合、コルグかおもちゃメーカーか、というところはありますね。
キーボードや電子ピアノでも人気が高いメーカーでもあるコルグのおもちゃピアノは、ちょっとしたブランド感があって、インテリア志向の方や、本物志向の方には人気があるかも。
バンドをやっていた人とかは、コルグのおもちゃピアノをみたら「おっ!」って思うと思います。だた、やっぱり子供にはぜんぜんわからないことですけどね。
おもちゃピアノにヤマハはなく、アコースティックタイプにカワイ他2社くらいがあります。
振り返り|おもちゃピアノを子供に贈って気軽に音楽を楽しんでもらおう
とりあえずこんなタイプのおもちゃピアノがあるのか、と知ることができれば、あとはどんなタイプのおもちゃピアノをあげたいのか、または本人が欲しいと思っているのか、ということになるので、あまり迷わず選べると思います。
ピアニストの辻井伸行さんが、カワイのおもちゃピアノを使って絶対音感が発覚した話は有名ですね。たかがおもちゃ、されどおもちゃ。意外なところで才能が開花することもあるんですね。
私流で恐縮ですが、おもちゃピアノ選びのポイントが参考になればうれしいです。ステキなプレゼント選びができるといいですね。
コメント