こんにちは!ピアノは独学で弾けるようになると思っている花緒です。
そういう私は8歳からピアノを習ってしまいましたが、理論的には子供であろうと初心者であろうと完全に成長しきった大人であろうと弾けるようになります。
今回は、独学がいいのか?ピアノを習いに行った方がいいのかで悩んでいる方に、主に独学だとこういう落とし穴がありますよ、というお話しをしていきます。
ちなみにピアノ教室などに習いに行ったから、確実に弾けるようになるわけではない、ということだけ先にお話ししておきますね。
【子供でも大人でも初心者でも】独学でピアノが弾けるようになる花緒流のスパルタ的な理屈
独学でピアノが弾けるようになるまでの道のり大まかな10項目
- 指の筋肉をピアノが弾ける動きにする
- 腕や肩など、座る姿勢を含めた身体全体の筋肉をピアノ用に整える
- 鍵盤の名前と音の場所、ペダルの構造など、楽器の特性を覚える
- 楽譜を読めるようにする
- ピアノで弾きたい曲を歌えるようになるまで覚え、弾きたいイメージを持つ
- 弾きたい曲の楽譜を探し、購入
- 楽譜を読みながら、運指の研究
- 弾きながら自分のイメージする通りの音色を研究
- 弾きながら運指やペダル、音の強弱や表現などを研究
- イメージ通りに弾けるようになるまでひたすら研究
簡単に説明しましたので、10項目くらいです。
これができれば独学でピアノが弾けます。ちなみに、独学が一番上達する練習法で、自分以上の師はいない、というのがどこかの先人のお言葉です。
私もそう思います。
自分を律することができれば独学でピアノは弾けるようになるby花緒
独学ができるかできないか迷っている人は、おそらく自分を律する事が難しいのではないでしょうか?
花緒流スパルタ的な理屈で一言で表現すると、
これに尽きます。
私のスパルタな理屈の中では、才能があるかないかは関係なく、絶対音感のあるなしも関係ありません。
人間、本気でスキルを習得しようと思ったら、本心から興味があったら、できるかできないかなんて考えずにやるんです。それは確かだと思います。
しかし、大人になるにつれ、おそらくみなさんもわかっているであろうこと。
できるまでやる、ということが実現するまでの間にある、数々の壁が長年の経験から想像できてしまうので、やる前からその壁に立ち向かうことが面倒で怖いのでしょう。
頑張ってみたけれどもできなかったら、落ち込む自分を見たくない、できなかったと思いたくない、勇気を出してチャレンジしたのにうまくいかない現実を受け入れられないかもしれない。
そんな風に心のどこかで思っているのかもしれません。
「できない」という言葉は行動を起こす前に使う言葉ではない
そんなみなさまに、1つだけできることがあります。
できない選択肢は忘れる
できないという言葉は一旦横においておく
できないではなく、できる方法を1つずつやっていく。
できないことをたくさん考えてしまえば、それはできない自分に出会うだけです。だって、できない自分をたくさん想像していますからね。
そんなできない自分になれば、予想通りだった、やっぱりね、と思えるからです。
ピアノを弾くという人間の機能はみんな同じ|才能なしでOK
さらにスパルタ的な理屈で言えば、私にだってピアノは弾けたんです。
運動神経や反射神経、これまでの人生の生きざまこそひとそれぞれではありますが、人間という指が動く仕組みは基本みんな同じです。
ピアノを弾く神経を日常的に使っているかいないかの違いだけでしょう。
絶対音感はない人よりはある人の方が音を把握しやすいかもしれませんが、弾けるか弾けないかというとなくても弾けます。私は後から追加しただいたい音感ですしね。
そして才能のあるなしは、独学でピアノが弾けるかどうかの話とはまた別の話で、才能があればとっくにその才へ進んでいるでしょうから、才能はないと考えれば良いのです。
才能がないからピアノが弾けない、なんてことを言い始めたら、ほとんどの人が才能がなくピアノは弾けないということになります。
結果|独学でピアノの練習をやるかやらないかの2択しかない
さっきから私はずっと同じことをお話ししているのですが、要するにやるかやらないかの2択です。
できるかできないかを頭で考えるより、1音でも多く、1分でも長く、ピアノに触れ、ピアノの弾き方を研究した方がはるかに目標に近づきます。
問題は、独学ができるかどうかではなく、自分の理想を叶えるために、どうすればいいのかをできるだけ具体的に、明確に、細かく細かく計画できるかどうかが成功するカギになります。
来年度から小学校でも必修化される、プログラミング的思考というヤツですね。
超スモールステップをたくさん作ることによって、確実にピアノが弾ける自分に近づいていくことは確かです。
そのため、自分以上の師はなく、独学でもピアノが弾けると私は思っています。
次回は実際に独学でピアノが弾けるようになるまでの10項目を、超スモールステップに分けていきます。
1つずつクリアしていけば確実にピアノは弾けるようになります。
紙とペン(印刷できるマインドマップを使ってもいいです)の用意、そしてスモールステップをクリアした時ようのたくさんのご褒美を考えておいてください。
できれば、小さなシールやスタンプのようなものもあると、目で見てわかりやすいのでモチベーションアップに使えるかもしれませんね。
ご褒美は、チョコレートでもいいですし、お酒やお菓子でもいいです。年齢と生活に合わせて食べ物じゃなくてもいいです。
頑張るにはご褒美は必須です。レベルに応じてステップアップできるご褒美が望ましいです。
計画を立てることが一番大変だとは思いますが、計画倒れにならない計画をきっちりと綿密に立て、独学でピアノが弾けたという実績を一緒に作っていきましょう。
独学でピアノの勉強ができる本もたくさんありますよ。
ピアノ教室に習いに行ったからピアノが弾けるとは限らない理由
とても矛盾していることですが、本当にあるお話しです。
子供の頃にピアノを習っていたけれど、結局長続きしなくて辞めてしまった、という方もいると思います。しかも結構な人数いると思います。
月謝を払って、時間を使ってピアノを習いに行ったのに、満足に弾ける曲もなくイヤになって辞めてしまう。
ここには先生との相性や、本人の興味、習う時期、教室の雰囲気や仲間との関係など、さまざまなことが関連しています。
練習しなければピアノは弾けるようになりません。
多くの方が誤解しているのですが、習いにいけばできるようになるわけではないのです。
結局、本人がやるかやらないかの2択になるため、習いに行ったからといってピアノが弾けるようになるとは限らないという矛盾したことが起こってしまいます。
そして、ピアノを弾かなくても生きていけるので、講師側もそこまで強制することなく、本人の意志に任せる形をとるしかないので、弾けないままになってしまうんですね。
振り返り|独学でピアノが弾けるようになるポイントはできる方法を1つずつやっていくだけ
みなさんがやってみようと思ったことがうまくいかずにあきらめてしまう理由の1つに、対策を具体的に立てられていないということがあると思います。
ピアノが弾けるようになっている自分と、現実の自分との差がわかっていないということです。
自分に何ができて何ができていないのか、何ならできて、何ならできないのか、ということすら理解していない場合もあります。
自分という人間のスペックをしっかりと把握していないので、独学でピアノを弾きたいができるかどうかわからない、と思ってしまうのです。
そんな風に思ったまま、今日もピアノを練習しなければ、明日以降の未来にピアノが弾けるようになる確率は0%。
でも、今日、音符のドを覚えれば、明日以降の未来にピアノが弾けるようになる確率は1%に上がります。
そうやって100%になるまで、1つずつ積み上げていけばいいのです。
簡単に、何時間練習したらピアノが弾ける!!というラクな方法があるわけがありません。そんな訳ないことくらい、なんとなく想像がつきますよね。
ということは腹を決めれば良いだけです。そして、すぐに動き始めることです。
鍵盤ハーモニカでも何でもいいので、今すぐ鍵盤を弾いてみましょう。自分が今、ピアノを弾ける何%の位置にいるのか、どういうピアノを弾きたいと思っているのか、目指したい曲を選びましょう。
ドでもレでもいいので、鍵盤の位置と音を覚え、1つでいいので音符を覚えましょう。ネットで探せばすぐに答えは見つかりますよね。
1度にたくさんのことを覚えようとせず、今日は1つ、明日も1つ、覚えればいいだけです。必ずできます。そうやってスキルが身に付いていくんです。
紙とペンとご褒美を準備して、将来的に弾きたいと思っている曲を決めておいてください。次回は一緒に計画を立てていきましょう。
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