【小学生の読み聞かせ】美しい挿絵&独特の世界観を楽しめる世界の昔話7選

絵本
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小学生の子供には、何かしらの教訓がある世界の昔話がおすすめです。

今は、その教訓がよくわからなくとも、さまざまな経験とともに、いつかつながる日がくるでしょう。

今回は特に、絵本ならではの挿絵にも注目し選んでいますので、内容とともにお楽しみいただけたらうれしいです。

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小学生の読み聞かせに向く世界の昔話7選

昔話は、学年に関係なく読める点でも読み聞かせに向いていると思います。

昔話が伝え続けてきたおはなしは、大人になってもふんわりと覚えているもの。

学校での読み聞かせ、家庭での読み聞かせに向いている世界の昔話を7作、選んでみましたのでご紹介したいと思います。

【モルダビア(ソビエト)の民話】なまけんぼう/7分30秒

救いようのないくらいのなまけんぼうが、一生なまけて暮らせるように魔法使いのところに旅に出る話。

なまけんぼうが旅の途中で何とか心を入れ替えるのかと思いきや、最後の最後まで救いようのないなまけんぼうでした。

途中途中で、「えー・・・」という残念な声が何度か聞こえてきそうなおはなしです。

【イタリアのむかしばなし】梨の子ペリーナ/8分40秒

梨園の娘が、王さまに納める足りない梨の代わりに納められ、城で過ごすうち、王さまに悪魔の宝箱を取ってくるよう言われ、頑張る話。

同じくらいの歳の王子さまと仲良くなったがために、王さまから無理難題をふっかけられるハメになってしまう娘。

何歳くらいなのでしょうか。

娘の冒険が話の大半でありながら、とても可愛らしいカップルの結末にとてもホッコリします。

足りない梨の代わりに、と親に見放され、かわいそうな女の子だと思って読んでいましたが、ラストまで読むと、逆に良かったのかもと思えてしまいました。

そして、ビロードのうさぎの挿絵でも人気が高い酒井駒子さんのほんわりとした絵が、とても素敵で、おはなしのやさしさを伝えてくれています。

【中国民話】錦のなかの仙女/13分25秒

3人の男の子を育てる貧乏な母親が、夢のような暮らしが描かれた絵図に憧れ、精魂込めて織った錦が風に飛ばされ仙女の元へ。

飛ばされた錦を取りに出た長男次男は、大変な思いをして錦を取るよりも目の前のお金を取り堕落した人生へ、優しい三男が錦を取り戻したら、錦の絵が貧乏な母親と頑張った三男の目の前に現れる。

取り戻した錦には仙女が一人織り込まれており、三人で幸せに暮らすというおはなし。

目の前の欲におぼれて堕落していった上2人とは違い、真面目で誠実な三男には仙女と夢のような暮らしが手に入り、母親も元気になるというトリプルでうれしい結末です。

母親が錦を折る様が、ちょっとコワイと思うくらいの表現でしたが、いろいろと報われてよかったです。

昔話の世界では、どうも長男次男はあまり良い扱いはされないみたいですね。逆に末っ子は上とは違うタイプが多いようです。

中国の雰囲気が漂う、墨絵の絵は、普段なかなか見る機会がないと思いますので、子供たちにもぜひ墨絵の世界観を体験してほしいですね。

【ジョージアのむかしばなし】チンチラカと大男/6分20秒

錦のなかの仙女に引き続き、三男が活躍するおはなしです。

仕事を探していた三兄弟のうち、王さまに雇われた賢い三男が、王さまの無理難題を知恵で叶え、最後は自分がお城の主になり、三兄弟で幸せに暮らすというおはなし。

王さまの無理難題が大男の持ち物を持ってくること、なのですが、大男だけではなく、欲深い王さままでが三男(チンチラカ)の知恵でやられてしまう、というちょっと爽快な内容です。

力が強いより、知恵がある方が昔話の世界ではやっていけそうですね。

【インドのむかしばなし】にげろ!にげろ?/10分20秒

超心配性なのうさぎが、マンゴーの実が落ちる音を「世界が壊れた!」と思い込んで逃げ始めたところ、他の動物たちも一緒になって逃げまくるおはなし。

最後、ライオンが本当に世界が壊れているのかを冷静に確かめ、他の動物たちを諭します。

人の話をうのみにして周りに流されるのではなく、自分の目で状況を確かめ、判断してから行動するように、とライオンに言われているようでした。

1000匹、1000頭単位で動物たちが逃げ出すさまは滑稽そのもの。「バカなの?」って言われても仕方ない。

ノウサギ、イノシシ、シカ、トラ、サイ。ここまでで、その数5000。

それだけの頭数があっても、誰一人として世界が本当に壊れたところを見ておらず、「あんたも逃げないと」と言われて慌てて逃げるという、単純明快で笑っちゃう展開です。

最初に勘違いした超心配症のノウサギはきっとHSP(HSC)なのでしょう。

妄想と現実の区別はしっかりとつけておき、自分の目でしっかりと状況を把握し、自分の頭でしっかりと判断していこうと、改めて思いました。

【ジプシーの昔話】たいようの木のえだ/10分40秒

片目のジプシーの男が、王さまの望みを叶え、たいようの木の枝を手にいれるはなし。

自分の望みを叶えるだけではなく、目の前にいる困った人にもちゃんと向き合う誠実さが、関わる動物や人を結果幸せにする、といった内容です。

なんといっても、絵が華やかで本当に素晴らしい。

文がなく、絵だけのページも何ページかあるのですが、その絵から語るものがありますので、読み聞かせのときにはちゃんと間をとって、絵が語っていることを子供たちにも読み取ってほしいですね。

【スラブみんわ】12の月たち/12分30秒

いじわるな継母と義姉の言いつけで、真冬に春の草を取ってくるよう言われた女の子が、森で12の月の精霊?たちに会う不思議なおはなし。

「森は生きている」というおはなしの原作なのですが、絵本によって多少内容が違っているみたいですね。

月や季節が順番に来ることと、その季節なりの自然の恵みについて、若干考えさせられます。

最終的には、いじわるな継母と義姉は、昔話の定番でもある欲深さゆえに痛い目をみるわけですが、私たちは自然とともに生きているということを忘れて強欲になってはいけないなと、感じさせる内容です。

話しの展開的には、結構ゆるやかな感じではありますが、不思議な世界観があるので読み聞かせ向き。

ただ、静かめでちょっと長いので、組み合わせる絵本はインパクトがあるものがおすすめです。

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振り返り:小学生の読み聞かせには素敵な挿絵の昔話がちょうどいい

大人になってから昔話の絵本を読み返してみると、改めて気づくことがあると感じます。

子供の頃に気に入って読んでいた絵本は、お話の内容はもちろんですが、特にその絵を記憶しているような気がしませんか?

当時、何を感じながら、親に絵本を読んでもらっていたのかは、あまり覚えていなくとも、絵から感じ取るおはなしのイメージは、確実にあったと思います。

特に世界の昔話は、自分たちが暮らしている日本とは別世界が描かれていますので、外国に行ったことがない子供が世界を意識するきっかけにもなりますね。

世界の昔話は、まだまだたくさんありますので、今回ご紹介した絵本をきっかけに他の昔話もぜひ読んでみてくださいね。

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