HSCに療育はない?生きづらさを感じながら特別支援教室(通級)に通えない子供

HSC
スポンサーリンク

こんにちは!発達障害という生きづらさを抱える長男は特別支援教室に通えるのに、HSCという生きづらさを抱える次男は特別支援教室には通えない(うちの学校は)ということに素朴な疑問を感じる花緒です。生きづらくて社会に適応しにくいと感じている点では発達障害もHSCも同じだと思うんだけどな。ということを考えてみました。同じ考えの人、いるかな?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

今日の質問:HSCは病院で診断してもらえるのですか?療育とかはないのですか?

考える女性

切なげなタイトルですが、切ない話じゃないです。

次男も児童精神科へ行っていましたが、HSCという診断は一切ありませんでした。先生の方針なのか、診断名は教えてもらえませんでした。何か名前をつけたいなら、「不安障害」とかでいいんじゃないの?くらいの感じでしたが、私はどこか納得がいかなかったですね。

何か違うなって思ってたんですよ。何かはわからないけど、何かって。

スポンサーリンク

HSCは障害なの?医師の診断・治療は受けるの?

HSC??何それ?と初めて「HSC」という言葉を見たときに思ったのですが、同時に「病院」とか、「診断」とか「治るの?」とか、いろんなことが頭をよぎったんですよね。

正直、次男の子育てには困り果てていて、障害でもないから対処法もわからないし、かといって長男のようにどこかに療育を頼めるわけでもなく、月1のセラピーもどうなのかしら・・・・という状況で、ワラにすがりたいくらい、助けを求めていたんですよ。ホントに。

医師の診断は受けるの?薬があったり治療すれば治るもの?

HSCは病院で診断するものではないそうです。

HSCは、病気でもなければ、
障がいでもない、ということがあります。
ですから、本来、医療機関で治すものでもな
いし、診断するものでもないのです。

マンガで楽しく手軽に読める「子育てハッピーアドバイス」シリーズ/1万年堂出版

HSCという呼び名があると、なんとなく病院で診断してもらえそうな気がするのですが、違うみたいですね。実際、児童精神科では診断されませんでした。

療育って何だっけ?

障害をもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療保育

コトバンク

発達障害の長男は、OT(作業療法)と心理をやっていました。他にもST(言語聴覚両方)やPT(理学療法)があります。私はこれしか知らないけど、まだあるのかな。

HSCは障害ではないので、この時点で療育対象ではないんですよね。でもね、発達障害の療育を見ていて思うんですが、HSCの子も現実問題、社会適応が難しい子もいるわけですよね。次男みたいにね。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)のようなものや、アンガーマネジメントだったり、感覚が過敏過ぎることによる認知のゆがみには認知行動療法ができるなとか、何かしらできることはあると思うんですよね。

保険適用外だからお金が高いんだけど、それこそ心理とかは、HSCの子にもとてもいい療育だと思うのですが、現在では対象外であることには変わりないですね。

HSCって何だっけ?

Highly Sensitive Childの略で「ひといちばい敏感」な子という表現で知られています。

HSCって何だろう?ひといちばい敏感な子どもの生きづらさとHSCチェックリストにも書きましたが、 HSCというのは障害などではなく、生まれ持った気質であるとアメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士が提唱した言葉として知られています。

私は、子育てハッピーアドバイスの本を読んで、詳しい内容を知りました。

私が最初に読んだHSCの本を3冊だけですが紹介しています。漫画がわかりやすかったから、ひとまず漫画ですが。

まだまだ認知度が低いので、学校の先生方、特別支援教室の先生にも知られていなかった(うちの学校はね)です。

5人に1人はHSC(HSP=大人ver)だと言われているので、意外と周りにいるかもしれませんね。私はすでにHSP友達がいます。しかも親子で次男と同じクラスにいました。ちょっとしか話さなくても同族間たっぷりで、かなりうれしかったですね。

HSCは障害?

ということで、HSCは障害ではないです。私が言い切ることではないのですが、エレイン・アーロン氏のサイトがありましたので、詳しくはこちらを参照してみてくださいね。

参照:The Highly Sensitive Person/Dr.Elaine Aron

スポンサーリンク

HSCに療育はない?生きづらさを感じながらも特別支援教室に通えない子供

青い髪と虹色のサングラスをかけた女性

発達障害の子供たちが通う特別支援教室。生きづらさを抱える子供たちが理解ある先生の元でたくさんの成功体験を積んだり、認識の違いを知る場所です。個別での授業もあるので、1人ずつに合わせた必要な支援ができるところも魅力の一つ。

「生きづらさ」という意味では発達障害もHSCも同じなんだけど、HSCは特別支援教室には通えないんですよね。

特別支援教室とは?

今までの通級のことですね。子どもが通級がある学校に通うのではなくて、全部の学校に通級の学級を作って、通級の先生も学校にずっといてくれて、通級以外の学校内での関わりにも通級の先生が参加できる、みたいなシステムに変わったんですよ。by花緒

「通級とは」っていうところから正式な文言を調べるのが面倒だったので、ごめんなさい。完全に私の解釈でそれらしいことを書いていますが、間違ってはいないと思います。

東京はすでに全部の学校で通級ではなく、特別支援教室に変わって、生徒が通わずとも在籍校にいながら通級指導を受けていると思います。他県はすみません、、調べてない。

特別支援学級、特別支援学校とはまた別なので注意してくださいね。言葉が似すぎていて何が違うんだって話なんだけど、

特別支援学級・・・イベントとか希望の授業だけ通常級に行く感じ。普段は支援学級ですごす。

特別支援学校・・・完全に支援学校のこと。通常級には行かない。

※表現は私の解釈です。間違ってはいないです。

HSCは特別支援教室に入れるの?

そして、特別支援教室に入れる子供はどういう子供なのかというと、教育委員会のページを見てみました。

(2) 国が規定する障害の種類・程度 特別支援教室が対象とする児童は、「通級による指導の対象とすることが適当な自閉症者、情緒障 害者、学習障害者又は注意欠陥多動性障害者に該当する児童生徒について(通知)」(平成 18 年3月 31 日付 17 文科初第 1178 号)により規定されている、通常の学級に在籍する知的障害のない発達障害 又は情緒障害であり、通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする程度の 児童が対象である。

5 特別支援教室の対象となる児童及び教育課程 / (平成30年6月一部改定) 東京都教育委員会

やっぱり障害ではないHSCは対象ではありませんね。

スポンサーリンク

生きづらさを抱えながら自分で折り合いをつけなければいけないHSCの学校生活

植物の芽

うちの学校でも校長先生がはっきりと言ってました。

特別支援教室を希望する場合は、発達検査をしてください。

特別支援教室を希望している子供も増えていますからね。HSCは障害ではない以上、特別支援教室の対象にはならないということですね。

でもちょっと気になるのが、一番最後の行。

通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする程度の 児童が対象である。

5 特別支援教室の対象となる児童及び教育課程 / (平成30年6月一部改定) 東京都教育委員会

始めに断っておきますと、発達障害であり、さらにこの文章ってことね。それはちゃんと読んでるからわかってはいるんですよ。

でも、この文にもある「一部特別な指導を必要とする」って、HSCだって該当すると思うんだよね。特別支援教室は学校の制度だから、学校をベースに考えると、明らかに特別な指導が必要なところがあるじゃないですか。

そして親も先生も気づいていなかったら、理解されずに生きづらさを感じ続けて過ごすんですよね。週に1時間でも、バリアの張り方とか、ネガティブの良いところとか、なんかあるじゃない。学校でも適度にスルーしてやっていけそうな方法とか。

やらわかくやさしく受け入れてくれる、自分のことを理解してくれる場所でもある特別支援教室だからこそ、学校の中にHSCの子が居られる場所があったらいいんじゃないかなって思うのは、私だけなのかな。

スポンサーリンク

振り返り

水色の果物

長男は特別支援教室(通級)に通い始めて6年目。中学でも通級に行く予定でいます。

現在、OT(作業療法)と心理 といった療育は全て終了してしまったのですが、やっぱり誰かと一緒に成功体験を積んでいったり、理解された状態で何かを教えてもらう経験って大きくて、その成果はあるんですよね。

ほんの少しでも関わってもらっていた時間と結果は、長男にとってはとても大きかった。早くから療育の世界にいるからなのかもしれませんが、たぶん、時間じゃないと思う。

そういう意味で言うと、HSCも私の中では同じなんだけどな、と思うんですよ。障害という意味で同じなんじゃなくて、社会で生きていくにあたって、生きづらさがあるのであれば、何かあってもいいんじゃないかなって思うんです。

発達障害でいうところの、特別支援教室みたいな。

カウンセリングに行ってしまえばね、そりゃHSCだってあると言えばある。でも私が言いたいのはそうじゃないのです。

まだ子供のうちは助けがが必要じゃないですか。経験が少ないからいろんなことがわからないし、自分の生活だってまだ子供だとできないのですから。

HSCだから、発達障害だから、って分けたり区別したりしなくったって、本当なら助けが必要な子供には必要な配慮や支援ができたらいいんじゃないのかなって思うんです。

そんなの理想論でしょ、で終わっちゃうかもしれないけど、なんかそんな疑問、浮かんできませんか?HSCのお子さんを育てているみなさま。

しかも、発達障害だけでも特別支援教室はあふれている状態なのに、HSCもってなったらやっていけなくなるじゃない、という声も聞こえてきそうですが、それは私たち親子の問題ではなく、学校側の問題ですね。

教育委員会なり、国なりの問題ですからね。考えてーって感じです。

HSCだから特別支援教室に入れてくれー!って叫んでいるわけでもないし、療育やらせてくれー!って訴えてるわけではなくて、あくまでも私の中で何か腑に落ちないんだよなって思うことを書いてみました。

スポンサーリンク
HSC
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
花緒の相談室

コメント

  1. zzz より:

    うちの娘もHSCです。小1で不登校を経験し、HSCは発達障害ではないので、通級などなく花緒さんと同じことを感じました。HSCも人によりそれぞれかと思いますが、参考にさせていただきたいと思います。
    よろしくお願いします。

    • 花緒(kao) 花緒(kao) より:

      コメントありがとうございます。
      本当にどうしていくことが一番いいのか、悩んでしまいますよね・・・。
      いろいろ思うことがあっても、何も変えられない自分に無力を感じますが、
      今、自分にできることをやるしかないですよね。

  2. eco より:

    小4の双子の息子がHSCで不登校です。(現在は別室登校中)
    うちの自治体では、特別支援学級への入級要件に診断名や医師の判断がいらなくなったそうで、来年度は特別支援学級(情緒クラス)に入級することが決まっています。
    児童精神科の先生が花緒さんと同じことをおっしゃっていました。
    発達障害の有無で判断するのではなく、学校は生きづらさを抱えて支援を必要としている子は漏れなく支援するべき、市の対応が遅すぎるくらいだ、と。
    制度の狭間で辛い学校生活を送らざるを得ない子もたくさんいる中、我が子は恵まれているなぁと感じています。
    このような考え方を理想論で済ませるのではなく、世の中に浸透していって欲しいと切に願っています。

    プロフィールも拝見しました。
    私もHSPの傾向があります。
    音楽も好きでピアノを少々弾きます(プロには程遠いですが!)
    そして、我が家にもうさぎがいます。
    なんだかとても親しみを感じてしまいました。
    他の記事も読ませて頂きますね。
    よろしくお願いいたします。

    • 花緒(kao) 花緒(kao) より:

      ecoさんへ

      コメントありがとうございます。
      特別支援学級への入級用件、診断名がいらなくなって良かったです。
      私が1人でおかしい!!って訴えても、世の中そう簡単には変わらないと思いますが、
      しっかりと子供と向き合ってくれる先生や大人がいる地域や団体もありますからね。

      生きづらさを感じるために学校に行くのではなく、本来学校に行くことで得られる効果を
      ecoさんのお子さんも少しずつ得られるといいですね。
      不登校であることをマイナスイメージに捉えないような情報発信をこれからもがんばっていきたいと思います。

      さらに、私達、とても境遇が似ているんですね!
      とてもうれしくなりました!
      よかったらまた遊びにきてください。

  3. リリコ より:

     初めまして。
     ADHD疑いの4歳の娘のピアノ教室のことで、何かいい方法はないかと調べていたら花緒さんのページを見つけました。
     言われたことをやらない、イスに座っていない、歩き回る、勝手に打楽器で遊び始める、イスに寝転ぶ、イスに立つ、イスから飛び降りる、あげたらきりないです。しかし、教室の先生は優しく怒らないで関わってくれています。が、正直いつか断られるんじゃないかとビクビクしています。(先生にはADHDかもしれないと伝えてあります。)でも、こんなに毎回のようにふざけるのに「明日ピアノだよ」と告げると「やったー」と言うので、嫌々通っているわけではなさそうです。つい先週は初めからおふざけをし大変でした。10分以上経った頃に自己決定理論を思い出し「○○と△△どっち先にやる?」と聞いて、ようやく自分で選んでやり始めました。工夫って大事だと感じた瞬間でした。また、ピアノのページとても参考になって、早速フラッシュカードを作り次回から試してみようと思います。
     また、最近私自身、HSPなんだと気づきました。わたしは学校生活で周囲に馴染めず辛い期間を過ごしました。現在はそれなりに社会経験を積みやり過ごすことを覚えましたが、まだまだ対応の仕方で辛い思いをすることがあります。もし、子どもの頃に何かしらのプログラムを受け成功体験を重ねていたら、その後社会に出た時にスムーズに適応出来たのではないのかと感じます。
     日本はまだまだ他の先進国から比べると、制度も認知も遅れていますよね。事実、私自身娘の育てにくさを感じていなかったら、発達障害のことを誤解していたと思います。もっともっと世の中全ての人が生きやすい社会になってくれたらと感じます。長文になってしまいすみません。また、これからも参考にさせてもらいたいと思っています。

    • 花緒(kao) 花緒(kao) より:

      リリコさん

      コメントありがとうございます^^
      興味のあることがたくさんありそうで、頭の中が忙しそうですね!
      公共の場に行くと、つい迷惑を考えてしまって止めたくなりますが、
      きっと、娘さんの好奇心はいっぱいあるのでしょう。
      運動神経もバッチリな感じですね。

      その他大勢の方々に、この神経回路を理解してほしいとお願いしたところで難しいとは思いますが、
      発達障害やHSPなどの特性が特別なわけではなく、その他大勢の方々の正確や気質もまた、ひとそれぞれなのですが、
      目立たないから、迷惑かけていないから、という理由で目立つ人を叩いてきます。

      出る杭は打たれるのが日本社会でしょうね。
      「自己決定理論」という素敵なネーミングをつけて実践していただいて、とてもうれしいです。
      リリコさんも今までお辛い時期もあったでしょうが、とても前向きな雰囲気を感じました。
      HSP親×ADHD子供。
      結構大変なことも多いですが、特性の理屈がわかると面白く感じてしまうことも多々あります。

      困った時はいつでも見にいらしてください。
      参考になるような情報をこれからも発信できるよう心掛けていきたいと思います♪

タイトルとURLをコピーしました