初めて読むならこの3冊!漫画でわかるHSCおすすめの本

HSCの本3冊 HSC

こんにちは!知識を得るなら漫画が一番わかりやすいと思う花緒です。始めは「HSCとは敏感な子のこと」と言われても、いまいちピンとこなかったのですが、漫画を読んだらあっという間に理解できました。お子さんの育児で「育てにくい子だな」と感じているのであれば、一度HSCの本を読んでみてください。もしピンとくるのもがあったら、HSCかもしれませんよ。

敏感な子ってどういう子?理解されにくいHSCの子供達

砂遊びをする女の子

「敏感」という言葉、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。私も「敏感」というキーワードにはたどり着きませんでしたから。

理解されにくい感覚を持つHSCの子どもたち

HSCの子どもの感覚や考え方の特性は、親もHSPでなければわかりにくいかもしれません。

  • 神経質と言われる
  • 気にしすぎと言わる
  • そんなこと言ってないのにと言われる
  • いろんな情報を察知しすぎて日々が辛い
  • 環境が変わる新年度、クラス替え、
  • 入学、入社、などの新しい環境が辛い

そんなことを気にしていたら生きていけないじゃん、て言われそうなことでも気になるくらい敏感なのです。

5人に1人いるHSCとは言え、マイノリティであることには変わりはないのと、目に見えて何かが違って見えるわけでもないので、理解されにくいところがさらに辛いのかも。

子どもでも理解しやすい漫画で表現

HSCの子どもたちに起こる困りごとや考え方の特性を漫画で読むと、状況や気持ちがとてもわかりやすく、HSCの理解には最適だと思います。特に、漫画の場合、子どもが読んでも理解できるという点でもいいですよね。

カミングアウトのような大げさなものではないにしろ、自分の特性を知り、困りごとや生きづらさの対処をしていくことは、いずれ必要になってきます。

子どものうちからすでに困りごとがあるのであればなおさら、漫画の部分だけでもいいので親子で読んでみると理解が深まり、前向きになれる気がしませんか?

HSCおすすめの本は読みやすい漫画で読んでみよう!

漫画

では早速、漫画で読めるHSCおすすめの本を3冊、ご紹介したいと思います。

HSC子育てあるある うちの子は ひといちばい敏感な子!/太田知子

次男がHSCだとわかった後、1番最初にこの本を読みました。理由は、本の内容が全部4コマ漫画で表現されているので、漫画好きの私には一番わかりやすいだろうと思ったからです。

読み進んでいくうちに、これは次男のことを描いているのではないかと思い当たる漫画が多々ありました。次男も漫画の部分を読みましたが、あまりにも自分に似ていて笑っていましたね。

各ページの端には1文ずつ説明があり、より理解を深めてくれます。また、HSCの子、HSCではない子の違いについても漫画化されていて、よりHSCの子がどういうところで困ってしまうのか、がわかりやすかったです。

キャラもかわいく、漫画も面白く読めるので、次男もこの漫画を読んで自分と同じキャラ(HSCの特性を持つ子)の子が他にもいる事を知りました。大人だけでなく、字が読めるお子さんでも理解できる本としてイチオシの本です。

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子/明橋大二

エレイン・アーロン博士が提唱したHSCの本ひといちばい敏感な子の訳者であり、数々の子育て本を出版している明橋大二氏の本です。

子育てハッピーアドバイスシリーズは子育てママに人気の本ですよね。1冊目に紹介した太田知子さんがイラストを描いているので、所々、漫画で説明されています。

文中のタイトルにもなっているキャッチコピーが、HSCの子を育てる親に、正しい認識と安心感、あったかさを感じさせてくれるような気がします。キャッチコピーだけ部屋に飾っておいたら勇気が出そう。そんな感じです。

敏感すぎる自分の処方箋/保坂隆

3冊目に紹介する本は、HSCの本ではなく、HSP(HSCの大人ver)用の本です。

この記事を読んでいるのは大人の方がほとんどだと思います。大人の場合を例に考えてみると、逆に子どもがどういう状況になっているのかがわかりやすいと思ったので紹介しました。

右半分が文章での説明、左半分は図やイラストがうまく使われているので、視覚的にとてもわかりやすいです。そして漫画は4ページ使って表現されているので、より状況や様子がわかりやすいんですよね。

深堀りする内容にはなっていませんが、「処方箋」というタイトルだけあって、今困っていることにどう対処すればいいのかということがわかりやすく書いてあり、HSPを理解するにはとてもいい本だと思います。

振り返り|HSCの気質を理解するにはとてもわかりやすい漫画本

日本ではまだあまり知られていないHSC(HSP)。知られていないということは、理解されず、誤解されやすい特性でもあるということです。

固定観念のない柔軟で純粋な子どもの心が、固定観念で固まってしまった大人に素直に受け入れてもらえないという残念な状況を作り出してしまいます。

1人1人違う花を咲かせればいいと、世界に1つだけの花と謳っておきながら、大人の固定観念とは違う特性を持つ子どもは、なかなか理解されにくい社会であると私は感じています。

私が発信する内容は、ほんの少しのことですが、今困っている人のアンテナに1個でもひっかっかってくれたら、HSCという可能性があるかもしれないという知識が、一人でも多くの子どもを育てるママやパパに知ってもらえたら、とてもうれしいと思っています。

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