【漫画Dr.STONEから学ぶ】子供の発達障害を悩む必要がなくなる方法

発達障害

こんにちは!長男がハマって読んでいたDr.STONEを読んで、発達障害であることは引け目に感じる必要も悩む必要もないじゃないか!と思った花緒です。ずっと納得がいかなかったこと=発達障害であることが普通じゃない、みたいな空気感。なぜ私が納得がいかなかったのが解明されました(祝)。もう、発達障害の原因とか遺伝とか治療とか環境とか育て方のせいにしなくてもいい。そんなの関係ないって思えるので、その考え方をご紹介しましょう!

今日の質問|子供のこだわりの強さに悩みすぎて疲れました。解決策はありませんか?

悩むj女性

こだわりって正直、どうすることもできないですよね。無理に離そうとしても難しいし、見せないようにしたところで根本が解決されるわけでもないし。

悩みすぎて疲れてしまう気持ち、よくわかります。私も長男のこだわりをなんとかしようと必死になっていた時期がありましたから。

子供のこだわりも、成長とともに変わっていくものもあれば、変わらないものもあるでしょう。どちらにしても子供は少しずつ成長していくんですね。

しかし子供の成長はリアルタイムで目で確認することが難しいので、問題だと思ってしまっている部分が親の悩みに変わってしまう。このまま子供が変わらなかったらどうしよう、という不安と理想の子供像が邪魔をしてどこまでも悩み続けてしまうような気がします。

悩むということは、子供と真剣に向き合っているという証拠です。何一つ悪いことはありませんね。ただ、悩みすぎてストレスに感じすぎてしまうと、親のメンタルが崩れてしまいますから、悩みすぎないコツをご紹介していきましょう。

ところで『Dr.STONE』って何?

実験道具

漫画です。少年ジャンプに連載されているらしい。

Dr.STONEとは

科学が大好き過ぎる千空(せんくう)という男の子が、自分の知っている科学の知識で、壊れた地球上の世界を一から作っていく、というお話しです。かなりざっくりな説明ですが、Dr.STONE11巻まではそんな感じ。

少年ものの漫画ですがとても面白いです。

Dr.STONEから学んだこと|社会ができた過程

このDr.STONEから何を学んだのかというと、今、私達が生きている社会ができた過程です。

正直、歴史とかを勉強しても、さっぱりわからなかったのですよ。時代とともに科学も発達して文明も発展して、なんていう勉強をしてきましたが、化石を見ても歴史館とかに行っても、知識でしかなかった。

それが、Dr.STONEを読んで、意味がわかったんですよね。あ、そういうこと。っていう感じで。

なんで科学が必要で、なんでおとぎ話とかが語り継がれていて、なんで道具が作られたのか。なんで火を使って農作物を育てると人が豊かになるのか。村がどうやってできたのか。助け合って生きるってどういうことなのか。

たかが漫画で?って思うかもしれませんが、子供の頃からイマイチしっくりとわからなかった部分が、この年になって初めてわかった気がしました。

特性がある方が社会での役割があるのではないかという仮説

そしたらね、あれ?発達障害みたいに特性がある方が、社会の中での役割がきっちりしているぞって思ったんです。

特性というと発達障害に使う単語みたいですが、そういう意味だけではなくて。

  • 体力がある
  • 戦える戦力がある
  • 手先が器用
  • 職人気質
  • 人の観察が得意
  • 知識が豊富
  • 自然に興味がある
  • 収集癖がある
  • 根っからの真面目
  • 人の気持ちがわかる

などなど、例をあげたらキリがないのでやめておきますが、要は得意不得意とか、特性的に突出しているものを持っているとか、そういうことですね。

登場人物は、あれもこれもオールマイティにできるタイプは1人もいなくて、大体できることは1人1~2個くらいかな。漫画なのでキャラ設定的にそうせざるを得ないのですが、でも私達だってそんなもんじゃないかなって思います。

できることとできないことのふり幅が大きいと発達障害やHSCと言われ、ふり幅が小さいと健常者と言われている、みたいな違いでしょう。

発達障害を障害と呼ぶ必要はないのでは?と思っていた疑問が解決。やっぱり障害と呼ぶ必要はないな、と感じました。ただわかりやすいから、特性を説明しやすいけど。

結局、何か目立つ要素や得意分野がある方が、人と人が関わって助け合って生きていく人間社会では、役割がわかりやすいんだなーと思ったわけです。

子供の将来をとても不安に思ってしまう親心

よくよく冷静に考えてみたら、そんなことは当然だと言われてしまいそうですが、いかんせん、発達障害の子供をお持ちのお母さん方。

私を含めて、発達障害だとマイナスイメージが強くて、いつもちょっと下を向いて、うちの子は普通の子じゃない、育てにくい子だって思っていますよね。

発達障害だと、将来はちゃんと働いていけるのかってとても不安に思っているし、心配していますよね。

私は不安こそ訓練で感じなくなりましたが、心配はまだありますよ。誰でもあるかもしれないけど、そこには「発達障害だから」っていう言葉がいつもつきまとっている気がします。

だから悩んでしまうのですが、未来のことだから今は解決しない。結局は子供のことだから、親の私たちがどうこうできない、というジレンマを抱え、さらに悩んでしまう悪循環。

健常と呼ばれる人の割合が多いので、割合としては少ない方に属してしまう特性のふり幅が大きい人達は、割合が多い方に合わせて生きていかなければいけない、っていう暗黙の空気感に押され、尽きぬくらい悩んでしまうのも当然でしょう。

でも、Dr.STONEを読んだら、ちょっと意味がわかりました。発達障害の遺伝子?がまだまだ残っている理由。私達の子供はエジソンでもアインシュタインでもないけど、そういうことじゃなくって、ちゃんと役割があるぞって思えたんです。

子供の発達障害を悩む必要がなくなる5つの方法

社会の人々

というわけで、まさかの漫画本を読みましょうという提案をしていきます。さらに漫画本を読んで考察することで子供の発達障害は悩むことではなく、どう活かしていくのか、ということがポイントなんじゃないかな、という私の仮説について説明していきます。

漫画本を読むことが苦でない方は、ぜひ3巻くらいまででいいので読んでみてください。最新刊まで読むと、社会ができた過程からそのた諸々までわかると思います。ぜひ読んでみてくださいね。

発達障害の特性を知る

まずは、子供の発達障害の特性をよく理解しておきましょう。特性はしっかりと把握していますか?

ネットでも本でもいいので、最低限の知識は勉強しておきましょう。

子供の得意不得意を知る

発達障害の特性から考えてみてもいいですし、気にしない状態で考えてもいいです。

子供が得意なこと、得意ではないと思うこと、親の目からと子供自身が感じていること、両方を書き留めておきましょう。

子供の成長とともに、困りごとが変わっていったり、実は気づかなかった才能があることに気づけます。

才能と言っても立派な才能を想像しなくても良いです。そういう才能じゃなくて、実は数字の把握がとても得意だったり、虫を思った以上に細かく見ていたり、理想のものを形として作たり。

できて当然と思わずに子供の様子を見ていると、見落としていることはあると思いますよ。定期的に情報は更新した方がいいです。

得意ではないものができるようになったり、できていたのにできなくなっていたり、そこには子育てや特性支援のヒントがつまっているかもしれません。

漫画Dr.SONTEを読む

下準備が終わったら、早速Dr.SONTEを読んでみましょう。とても読みやすいのですが、現時点で12巻までありますから、全部読むとなるとそれなりに時間がかかります。

漫画本を購入して家でゆっくり読んでもいいですし、漫画喫茶や友達から借りて読んでもいいですね。

漫画Dr.SONTEに出てきた人の役割について思い出してみる

ある程度読み進めたら(最低でも3巻くらいまでは読んでみましょう)登場人物がこの漫画本の中で持っている役割を思い出してみましょう。

例えば、

  • 千空・・・圧倒的な知識とオタクな程の科学好き
  • 大樹・・・恐ろしいまでの体力がある
  • ゆずりは・・・手先が器用。地道な細かい作業が得意。

というように登場人物の役割を思い出し、確認してみましょう。

千空はとんでもない量の科学知識やその他科学的な知識はあるけど、大樹のような持続可能な体力はない。大樹はつぶれることを知らない程の体力があるけど、知識は少ない。

でも2人が一緒に生きると、1人では不可能なことが実現できる。

できることが違う仲間が集まると、能力×掛け算で夢が夢ではなくなる。

今の社会と照らし合わせてみる

そりゃ、そうだろ。って思うかもしれませんが、頭で考えれば当然だと思えることでも、現実社会に置き換えて、今の自分達はどうなんだ?って思いませんか?

  • 持ちつ持たれつで社会がなりたっていることは知っている
  • 1人1人が社会の歯車となって助け合って成り立たせている
  • そうやって現代社会を人間は生き抜いてきている

じゃあ、自分は?自分の子供は?

自分はどんなことができて、どんなことが社会の役に立っているんだろう。

ものすごく単純なことだけれど、今の社会は大きくなりすぎてしまって、みんなが個人レベルで、しっかりと意識して社会の役に立つ自分を体感できていない気がします。

だから仕事をしていてもストレスばかりがたまって、仕事をする意味がわからなくなって、人を傷つけてはいけない意味をはき違えて、自己肯定感が上がらなくて、生きていて幸せだとは思えない。

もちろん、十分に満足して幸せな人達もたくさんいるでしょうね。社会に役に立っている自分をしっかりと理解して、向上心を持っている人も世界中にはたくさんいることでしょう。

でも、わからなくなっている人もいますよね。

自分が納得いかないまま、こうしないとやっていけないから、一般的にはこうだと言われているから、と自分に嘘をつき続けて、メンタルが崩れてしまう人も多い。大人も子供も、過去の私もそれで大きく崩れて自殺を考えるまでになったこともありました。

理想は、長い学校生活を送る中で、この辺りのことが理解できて自分のことも理解できて、だから社会で働くんだ、人間という種族として生まれてきたからには、そうやって生きていくんだって納得できればいいですね。

そうすれば、人にできて自分にできないことをうらやむ必要もなく、むしろタッグを組むことでよりできることが増えていく。

1人だからこそできること、2人だからこそできること、大人数だからできること、人の思いが集まればできること、共感が生む一体感やグルーヴが生みだす心の充実感。

そんなオマケがついてきて、より生きていくモチベーションにつながるんじゃないかな、って思ったんですね。

もはや特性があること、特性が強すぎるということは、社会で何をすればいいのかがはっきりとわかっているということ

自分は何の役にも立たない・でも誰かの役に立ちたいと探し続けていたDr.SONTEスイカちゃんに、人とは違う個性(近眼)を補う道具(メガネ)を使ってもらうことで、さらにはスイカちゃんのいいところに役割を与え(観察・探偵・偵察)、生きる場所を提示した千空が、私に社会ができた過程を教えてくれました。

おかげでずっと疑問だった、『発達障害の特性があることはむしろ強みである』ということをより現実的に考えられるようになりました。

科学の漫画なのに、私にとってはほぼ哲学書に近い状態になっちゃった。

自分にできること・できないことを把握しておくこと=社会で生きる上で必要なスキル

改めて自分にできること・できないことをしっかりと把握しておく、好きなこと・イヤなことをわかっておく、ということは、社会で働く上でとても重要な一つの要素だということになりますね。

好きなことで働く、という道を選んでもいいし、好きではないけれど、できることで働くという道を選んでもいい。

私の場合は、本職が経理でしたが経理は好きな仕事ではありません。細かいし面倒だし残業多いし。

でも、数字は得意な方だしピッタリ合うことが大好きで、合理的に物事を考えて改善していく作業に喜びと達成感を感じるので、長い間、食べていく職になったわけですね。

違う意味でピアノの演奏やピアノを教えるということは、自分のすきなこと。すきなことのスキルを、まだやり方がわからない人にわかりやすく教えることで、自分の役割を見出していたのかな。

そんな考え方をして仕事をしていたわけではないけれど、こんな風に考えられれば、仕事をする意味に嘘がなくなる。やりたくないのに生きるために働かねば、という考え方ではなくなる、ということですね。

( 自分にできること+他の人ができること)×世界中の人=人類の反映

ってことかな。

子供の発達障害の特性をプラスに考えられるようになる3つの方法

自信がありそうな女性

そんなわけで、子供の発達障害をどう社会に役立てていけばいいのか、それがわかればある程度の子育てのモチベーションになると思うので、使えそうな考え方を3つご紹介します。

プラス思考を身に付ける|できる方へ考えてみる

プラス思考は知っていても、実際にプラス思考で生きている人は少ないと感じています。

何でも感でもプラス思考で考えればいいってわけではないけれど、悩みとかうまくいかないこととかに関してはプラス思考で壁を乗り越えることができると思っています。

やり方その1|現状を把握する

まずは今の現状を把握しましょう。紙に書きだしたり、パソコンでリストを作ってみるとわかりやすいと思います。

できるだけ細かく、具体的に書きだした方が、のちに対処しやすいです。

【例】漢字の書き取りにミスが多すぎる
・部首と作りの組み合わせが違っている
・似ているけど線が一本多い、足りないで間違いになっている
・同じ読み方だけど、文の意味を考えれば違う漢字だと気づくはず

→長男本人は「漢字は書けない」とあきらめているので勉強のやり方を工夫しない

やり方その2|対処したいことに側面があることに気づく

悩みや困りごとって、どうしても一方面からしか見なくなってしまうんですね。

その悩みが箱みたいな物だとして、ちょっとよけて見たり、持ち上げてみたり、下からみたり、ものすごく上から見たり、別の物と並べてみたりすると、見え方が変わってきたという経験、ありませんか?

  • 子供の偏食に困っていた→健康上なんの問題もなかった
  • 癇癪がひどくて困っていた→訴えたい何かがあることがわかった
  • 子供が言うことを聞かなくて困っていた→他にもやり方があることに気づいた

など、プラス思考で考えてねって言われてもよくわからないわ、という方は見方を変えてみるといいと思います。

何事も表裏一体。長所と短所は背中合わせでくっついています。長所か短所か、どちらの面を見るかによって、今、できることがわかるんですね。

【例】漢字書き取りのミスが多いことを別の視点で考えてみる

・部首と作りの組み合わせが違っている
   →パズルにすれば間違えないのかな?

・似ているけど線が一本多い、足りないで間違いになっている
   →漢字の線の数に一定のルールはあるのかな?

・同じ読み方だけど、文の意味を知れば違う漢字だと気づくはず
   →部首や作りで似た読み方をするものはどう区別をつけたらわかるかな?

やり方その3|気づいた側面のうち今できることのみを実行

あとは気づいたことを実行&検証していけばいいだけです。

【例】漢字書き取りのミスが多いことを別の視点で考えてみる

・部首と作りの組み合わせが違っている
   →パズルにすれば間違えないのかな?
    →間違える漢字のパズルを作って検証してみる

・似ているけど線が一本多い、足りないで間違いになっている
   →漢字の線の数に一定のルールはあるのかな?
    →長男本人が横線縦線の数まで意識しているか聞く

・同じ読み方だけど、文の意味を知れば違う漢字だと気づくはず
   →部首や作りで似た読み方をするものはどう区別をつけたらわかるかな?
    →部首ごとに習ってきた漢字を書き比べて違いを考えさせる

⇒今、正しく覚えている2年生までの漢字と似ている漢字を探し、元の漢字と新しく覚える漢字の間違い探しをすることで、間違えない勉強法に変えてみる
 (原→源、二→仁、ネ→礼など)

「気づいた」という時点で悩みは悩みではなくなり、これからできることに形を変えてしまいます。こうなると悩み事が1つ減るので、悩む時間が少なくなりますね。

1つずつ対処していけば、悩みはなくなっていきます。そうなれば悩む必要すらなくなってくるんですよね。

  • 子供の偏食に困っていた→健康上なんの問題もなかった→食べる時期を待ってみよう
  • 癇癪がひどくて困っていた→訴えたい何かがあることがわかった→訴えたい何かを一つずつ解明していこう
  • 子供が言うことを聞かなくて困っていた→他にもやり方があることに気づいた→子供のやり方でやってみよう

こうやって細かく分けて考えてみると、悩みの対処って1人でもできるんですよね。

分けて→把握して→対策を考え→できることの順番を組み替えて→実行する、だけでネガティブ思考はなくなりポジティブ思考になっていきます。

そう、考え方がわからなかっただけなんですよね。

余談ですが、こういう考え方 ( 分けて→把握して→対策を考え→できることの順番を組み替えて→実行する ) のスキルを身に付けることが、ざっくりですがプログラミングを授業に取り入れる理由らしいですよ。

アドラー心理学を学ぶ|自分と他人を切り分けて自分にできることをやる

アドラー心理学って知ってますか?嫌われる勇気なら知ってるかもしれませんね。

毎回ざっくりで申し訳ないですが、私流に解釈するアドラー心理学とは、自分と他人を切り分けて、自分にできることをやっていくという考え方わかる心理学ではないかと思っています。

ひとことでは表現できないんだけどね

この自分と他人を切り分ける作業って、意外と難しい。しっかり分けて考えられるだけで、子供を含めた人の影響を自分のこととして抱え込まなくて良くなるわけです。

日本は特にこの他人の思いや感情を察して空気を読み合うことが良しとされる社会であり、子育てに関しては転ばぬ先の杖を出してしまう社会なんじゃないかな、と思うので、自分と他人との切り分けができるだけで、悩みは半分なくなると思います。

子供の悩みは自分のことじゃないからね。親ができることで子供をサポートすれば良いだけで、悩んでメンタルを崩す必要はないってわけです。

別に難しい本を読んで勉強してねってことではなくて、考え方がわかればいいだけ。Youtubeでわかりやすく解説しているのもたくさんあるし、漫画で読めばわかりやすいと思います。

認知行動療法を学ぶ|いろんな見方や考え方があることを知る

あの。。わたしたち、カウンセラーでもないし、療育関係者でもないただの親なんですが。

そんなツッコミがきそうですが。そうですよねー。ただの親です、わたしたち。

わかった上で、行動にはいろんな認知の仕方があるよという考え方を知っておくと、とても便利ですよ、というおはなしです。

要するに、悩みだと思っている子供の行動も、子供の認知の問題かもしれないし、親の認知を変える(子供の見方を変える)だけで悩むという行動じゃなくてもいいかもよ、と考え方を知れば良いのです。

往々にして悩むということは、思いつく何個かある選択肢のうち、どれを選べばいいのかわからない、間違って選んだら間違った方向へ進んでしまうんじゃないか、将来に大きく影響しちゃうんじゃないか、みたいに「わからない」ことに対して起こる気がするんですよね。

だから、選択肢が増えて、できる先の目的や考え方がわかれば、納得して自信を持って選んだ道を進んでいけるわけです。

自己肯定感もそうやって積み重なっていきますし、自分で選んで自分で進んでいくことができれば、悩む必要はなくなるんですね。

困りごとや迷いとか不安とか、いろいろあるとは思いますが、今まで何日も何週間も悩んでいた時間が、わずか2時間で実行に移せたら、それこそ将来に大きな影響がでてくると思うのです。

とてもいい意味でね。そして、いろんな見方や考え方を知っているということは、対処法もたくさん知っているということ。

関係ないと思っていることも、脳内でリンクすると新しい対処法を生み出すきっかけになるかもしれないわけです。ジョブズでいうところの点と点がつながるってこと。

選択が違っていたと気づいたら、いくらでも修正できる可能性だって思いつけるわけです。間違わない完璧な道のりなんて、人生においてはないんじゃないかな。

そしてプラス思考で考えれば、それは「間違い」じゃなくて「できなかった1つの項目」に過ぎないということ。エジソン流で言うところの、1つできる可能性に近づいたということですよね。

認知行動療法も同じく、考え方がわかればいいだけです。ガッツリ根本から知る必要はない。わかりやすい方法で知識を1つ増やしてみましょう。

この漫画、何気にネコが面白いよ。

振り返り|特性があるから社会の役に立てる気がする

手を重ねて仲間で協力の意志を確認

長男がなんでDr.STONEにハマっているかというと、火のおこし方とか、炭酸水の作り方とか、電気やスマホや車の仕組みが驚くほど根本から描かれているからなんです。

原点が気になる長男には、本当にピッタリに漫画本でした。なにせ漫画では、全て自然界にあるものから調達して、作っているんですからね。

人類も長い間かけて、そうやって発展してきたんだなって大人は理解できるでしょう。

子供に大人気の漫画から、まさかの発達障害の悩み解決のきっかけをつかめるぞ、というオチになるとは思っていませんでしたが、本当に特性は活かすべき一つの能力だと思います。

「私、何にもできないし」と思っている人にも、必ず何かできることはあるんですよ。それを見つけるところから始めないと、先々迷っちゃうんですね。

もちろん、できることが増えれば付随する能力のスペックも上がっていきますし、スペックが上がっていけば掛け算でトータルの能力も変わってくるでしょう。

それが学習なんじゃないかな、人生死ぬまで学習、みたいな言葉ありましたよね。その時々じゃないとわからないこと、気づかないことがあって、気づくことができたらチャンス!なわけです。

Dr.STONEを読む、プラス思考・アドラー心理学・認知行動療法を知ることで、悩みが悩みじゃなくなってくる体験を、ぜひやってみてください。

私も長男も、発達障害は強みでしかないと思っていますい、これからいかにして社会に活かしていくのか、子供だけではなく私も同じようにどう社会に活かしていくのかを考えていきたいと思っています。

いつか一緒にタッグを組みましょう!

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