こんにちは!甥っ子姪っ子友達の子など、子供へのプレゼントはおもちゃではなく絵本を買ってあげる花緒です。
好みとか生活環境とかがわからない子供へのプレゼントは何を買えばいいのか迷ってしまいませんか?そんな方には絵本がおすすめ。
今日は0歳から12歳(小6)まで、男女年齢別でプレゼントにあげたいおすすめ絵本を紹介します。
絵本のプレゼントの選び方
子供に絵本をプレゼントする場合、年齢が小さい子供ほど興味のないものには目もくれませんよね。
せっかくプレゼントするのですから、できれば喜んでもらいたい、読んでもらいたいと思うものですが、その辺の期待を子供に求めることはやめておきましょう。
絵本の場合は、発達とともにいつその絵本に興味が出てくるかわからないということもあります。
2歳の時にあげた絵本を5歳になって一生懸命読んだりすることも十分に有り得ます。ある意味、賞味期限のないプレゼント、とも言えますね。
絵本をプレゼントする時に気を付けておきたい3つのポイント
- すでに持っている絵本かもしれないということ
- 今、興味がないカテゴリーの絵本かもしれないということ
- 読字障害で絵本をもらってもうれしくない子供かもしれないということ
ある程度、あげる絵本が決まっているなら、親に持っている絵本や好きな絵本を聞いてみてもいいですし、かぶってもいいかと腹を決めてもいいと思います。
違うカテゴリーの絵本を2冊選ぶ
私はかぶってもいいやと腹を決めて贈る派です。そして電車に興味があると聞けば、1冊は電車関連の絵本、1冊は違う絵本というように違うカテゴリーで2冊送っています。
- おはなし+乗り物動物系
- おはなし+しかけ絵本
- おはなし+音の鳴る絵本
このような感じで、どちらかは今使えるもの、どちらかはそのうち読むであろうおはなし絵本とかにするともらう方としてもうれしいみたいです。
しかけ絵本や音のなる絵本は小さい子供にもわかりやすいので大人気
子供達用にもらってうれしかった絵本は、しかけ絵本や音の鳴る絵本でした。小さな絵本であればおでかけ用に持っていけますし、このような絵本は1歳前でも反応が楽しめますからとても助かりましたね。
学習障害(読字障害)の子供もいることを知っておく
また小学2・3年くらいになると、文章を読んでも理解できない子がでてきます。学習障害の長男も、文章理解が難しいので伝記や歴史の本をプレゼントされると、ちょっと困った顔をしています。
プレゼントだから喜びたいけど、読めない本をもらっても素直に喜べない・・・という複雑な心境があるようです。何かそのような情報を事前に聞いていれば本以外のプレゼントを選べますが、知らない場合は仕方ありませんよね。
中にはそのような子供もいるということを、頭の片隅に置いておくといいと思います。
絵本選び絵本ナビがおすすめ!対象年齢や口コミから選べる絵本サイト
絵本選びに迷ったら、絵本ナビを参考にしてみましょう。
編集部からのおすすめや、利用者の方からの口コミ、対象年齢や学年、絵本のジャンルなど、さまざまな方向から絵本選びができるので、これにしよう!と思える絵本と出会えます。
私もヘビーユーザーです!
【男の子編】年齢別プレゼントにおすすめの絵本13選

では男女別、さらに年齢別でおすすめ絵本を紹介します。全て私が実際にプレゼントとして選んだ本ばかりです。
ちなみに私が絵本を探すときはは絵本ナビを使っています。口コミや年齢別検索、試し読みもできるのでものすごく便利。
プレゼントに絵本を贈る際はぜひ参考にしてみてくださいね。
男の子0歳
0歳時は、男の子も女の子も絵本の違いはないと思っていいでしょう。とりあえず男女で分けてご紹介しますが、0歳に限っては性別を気にせずプレゼントできると思います。「女の子0歳」も参考にしてくださいね!
しましまぐるぐる/ 柏原晃夫
赤ちゃんは、はっきりとしたコントラストがある絵や柄を喜んでみていると思います。絵本と言ってもまだ話の内容がある絵本より、絵や柄、色合いなどを楽しむ絵本が0歳絵本かなと思います。
2色くらいで「しましま」と「ぐるぐる」が繰り返される絵本なので、生まれてすぐの赤ちゃんからしっかりと見てくれる絵本だと思います。
ベビラボ アンパンマン しかけいーっぱい!布えほん
やっぱり0歳絵本は布絵本がおすすめです。触り心地や布絵本の音など五感を刺激できるおもちゃのような存在。
持ちやすさからもお出かけのお供になる場合もありますよね。布絵本は、出産祝いにもよく贈られているプレゼントだと思います。
男の子1歳
0歳と1歳では体の成長が大きく変わりますが、絵本に関してはやっと絵本というものが「ページをめくると違う絵が出る」ということを知っていく年です。
絵本は無理に読まずに、楽しめるものがいいと思います。
がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん/ 安西水丸
私の中で赤ちゃん絵本と言えば福音館赤ちゃん絵本がお気に入り。がたん ごとん がたん ごとん もとても人気の絵本ですが、プラスざぶんざぶんもおすすめですよ。
同じリズムでおはなしが進んでいくパターンは赤ちゃん絵本の定番ですが、子供がじっと見入ってしまう何かが絵にあるのでしょうね。そのうち「がたんごとん」を真似したりすると思いますよ。
でてこいでてこい/ 林明子
○や□の形から動物がでてくるかわいい絵本。「でてこいでてこい」と繰り返される文と、切り絵のような絵が本当に○や□から出てくるみたいなリアルさが子供の興味を引くらしい。割と好き嫌いがないタイプの絵本かな、と思います。
男の子2歳
タンタンのずぼん/ 岩村和朗
まだまだお話しに興味がない年齢かもしれませんが、この絵本は面白いです。大人しく聞いてくれるなら(難しいかなー)きっと楽しんでくれる内容です。
やさいのおなか/ きうちかつ”
やさいの切り口を影絵で見せている絵本です。大人でも一瞬、「?」と思うものもあり、読みながら一緒に考えられる本。読んだ後は一緒に野菜の切り口を確認してもいいですよね。親子のコミュニケーションが生まれる絵本です。
男の子3歳
もう ぬげない/ ヨシタケシンスケ
絶対に面白いので、自信を持ってプレゼントして大丈夫です。子供が笑うというより、読み手が笑います。笑わずに読む練習をする必要があるくらい、笑ってしまいます。子供の発想の豊かさが表現されているだけなのですが、爆笑。学校の読み聞かせでもとても人気の1冊です。
いいからいいから/ 長谷川義史
子育てをしていると、いろいろと気にし過ぎなのかもしれないなと思うことがありますよね。この絵本を読んでいると、おじいちゃんと一緒に「ま、いっか」と思えてくるので不思議です。親子でもっと気楽に過ごしたい方に(?)おすすめです。
男の子4歳~6歳
100かいだてのいえ/ 岩井俊雄
細かい絵だけど、その1つ1つを見ていくと地味に面白い絵本です。他にも「そら」「うみ」「ちか」verもあります。何回読んでもあきないので、プレゼントにおすすめ。
おおきくなるっていうことは/ 中川ひろたか
大切な教訓がある絵本は、長く語り継がれていくお話しになるのでしょう。大人にとって当たり前の事であっても、丁寧に考えてくれる絵本です。
男の子7歳~9歳
オレ、なんにもしたくない/ デヴ・ペティ
「オレ、カエルやめるや」が大人気のデヴ・ペティさんの絵本。なんにもしたくない理由がいろいろある絵本です。子供って、何もやる気がなくなる時期や、もともとあまり興味がないということありますよね。1・2年生は面白く読めて、3年生辺りからは 思わずわかるわかるって思ってしまう絵本です。
りんごかもしれない/ ヨシタケシンスケ
何かをじっくり観察すること、一つのものをさまざまな角度から見るということ、想像することの面白さが絵本全体でわかる絵本です。文だけではなく、絵があってこそのお話しであり、絵本だからこそ語れるお話しという感じです。細かな字がたくさんありますが、子供はまったく飽きる事はなく、どちらかというと喜んで読んでと選ぶ絵本です。
ぼくがラーメンたべてるとき/ 長谷川義史
ぼくがラーメンをたべているとき、世界中の人達にもそれぞれの時間があるということを絵本で伝えてくれます。何気ないことなんですけどね。絵のタッチと何でもない日常って大切だなって思う絵本です。
男の子10歳~12歳
かあちゃん取扱説明書/ いとうみく
だんだん反抗期にさしかかる年頃にぴったりのお話しです。絵本というより児童書よりになってしまいますが、読み始めると結構面白くてどんどん読んでしまうようなお話しなのでプレゼントにはちょうどいいかなと思います。お母さんが「え?」っていう顔をするかもしれませんけどね(笑
ざんねんないきもの事典/ 下間文恵
どうぶつ・昆虫・さまざまな生き物が進化の過程でおきていることなどが描かれています。確かに進化の話なのでしょう。しかし「残念」とくくられると、確かに残念だなーと思ってちょっと共感してしまうところがこの本の面白いところ。子供に大人気の本です。
【女の子編】年齢別プレゼントにおすすめの絵本12選

女の子0歳
きんぎょがにげた/ 五味太郎
はっきりとした色合いと絵が赤ちゃんでも認識できるのでしょうか。0歳から好きな子供は4・5歳あたりまで、何度も開きたくなる絵本です。子供もあっという間にきんぎょのことを覚えてしまうんですけどね、やみつきになるようです。
おひさまあはは/ 前川かずお
読んでいる大人もにっこり笑顔になる絵本です。おつきさまこんばんはも赤ちゃん絵本として人気ですが、同じくらいおひさまあははも人気です。
女の子1歳
いないいないばぁあそび/ 木村裕一
いないいないばあの絵本と言えば松谷みよ子さんverが一番有名だと思いますが、こちらのいないいないばあもおすすめの絵本です。ちょっとしたしかけ絵本になっているので、ここから3歳くらいまではこの絵本で遊べます。
とびだす!うごく! どうぶつ/ わらべきみか
とびだす うごくシリーズはたくさんの種類があるのですが、その中でもどうぶつはとても人気があります。どうぶつが飛び出してくるしかけ絵本なので、もしかしたら壊されてしまうかもしれませんが、興味を持つと言う意味ではしかけ絵本は最強です。
女の子2歳
2さいだもんポケット はじめてずかん/ 学研プラス
ちょっとした気軽な図鑑という感じの絵本です。サイズも少し大き目、厚さも絵本よりは熱いですが、2歳が興味を持ちそうなことがあれこれ乗っているので、この図鑑の何かには興味があるだろうというと思います。何に興味があるのかわからない方は、このような年齢に合わせた絵本をプレゼントにするといいですよ。
ノンタンおしっこしーしー/ キヨノサチコ
2歳を過ぎると、トイレトレーニングを意識し始めるお母さんもいると思います。トイレトレは遅い方が短期間でうまくいきますが、このような絵本から覚えていくという方法もありますよね。
ノンタン絵本はいろんな日常をテーマにしたとてもほんわかした絵本です。自宅用にもプレゼント用にもとても喜ばれるプレゼントだと思います。
女の子3歳
ひとりでひけた!たのしくレッスン!ピアノえほん
プレゼントに音の鳴る絵本をもらうとほとんどの子供は大喜びします。やっぱり反応があるところが子供の心をグっとつかんでいるのでしょうね。
なつみはなんにでもなれる/ ヨシタケシンスケ
子供の好奇心がとてもわかりやすく表現されている絵本です。興味も行動の幅もどんどん広がる3歳児に手を焼いているお母さんもおおいでしょう。子供の興味のきっかけにもなるお話しですが、どちらかというとお母さんが読んであげることで、どこか子供を許せるというか、「ま、いっか」と思える不思議な絵本です。私はどこかの年齢で必ずプレゼントしています。
女の子4歳~6歳
おへそのあな/ 長谷川義史
自分以外に妹や弟が生まれている子供も多いかもしれないですね。赤ちゃんがお母さんのおへそのあなからこちらを覗いている絵本なので、妊娠中のお母さんがいる子供にはリアルタイムなお話しになると思います。
ごめんねともだち(「おれたち、ともだち!」絵本)/ 内田麟太郎
幼稚園に入ると、避けては通れない友達関係。子供あるあるの話を絵本にしていると表現すればわかりやすいでしょうか。キャラクター設定のわかりやすさからも、お話しがすんなりと入ってくるおすすめ絵本です。
女の子7歳~9歳
パンダ銭湯/ tupera tupera
パンダの知られざる秘密がわかる衝撃の絵本です。読み手も子供もビックリの事実に目が離せなくなります。もちろんフィクションなのですが、この絵本を読んだ後、動物園でパンダを見る目が変わります。
ビロードのうさぎ/ マージェリィ・ビアンコ
大人気の絵本なので、もしかしたらすでに持っているかもしれません。念のため、確認した方がいいかもしれないです。子供とおもちゃの世界。大人が入り込んではいけない世界。そんな世界観が描かれている絵本です。
女の子10歳~12歳
ほんとうのことをいってもいいの?/ パトリシア・C.マキサック
友達関係が難しくなってくる年頃、特に女の子の場合はいろいろあるでしょう。教訓的な絵本を読んだからといって、うまくいくわけではありませんが、高学年だからこそ話の内容がわかるという意味で、おすすめできる絵本です。
つみきのいえ/ 加藤久仁生
こちらも高学年だからこそ話の意味がわかる絵本。人生の思い出を積み重ねていくという、とても心温まる絵本ですので、大人の方もぜひ読んでみてください。
振り返り

実際に私が友達や姪っ子甥っ子などにプレゼントしている絵本を全部で25冊紹介してみました。
ポイントをまとめると、次の4つでした。
- すでに持っている絵本かもしれないということ
- 今、興味がないカテゴリーの絵本かもしれないということ
- 読字障害で絵本をもらってもうれしくない子供かもしれないということ
- 1冊は電車関連の絵本、1冊は違う絵本というように違うカテゴリーで2冊選ぶこと
誕生日・クリスマス・出産祝いなど、絵本をプレゼントしてみたい方はぜひぜひ参考にしてみてくださいね!
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